2022年05月23日

社労士への委託と値段と問題解決能力


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。
ご愛読ありがとうございます!
今週も会社経営と人事労務のヒントをお伝えします。

◎社労士への委託と値段と問題解決能力

とても不思議に思っているひとつに「社会保険労務士なら誰でも同じ仕事をしてくれる」という思い込みがあります。

社会保険労務士に仕事を依頼したい案件があったとして、社会保険労務士であれば誰もが同じ思考をして、同じ解決方法で解決してくれる。だから値段が安い方がいい。相見積もり取ろう。という安直な考えを持っている人がいます。

社会保険労務士の側でも「やります、やります、その経験あります。なんでもできます。やります!」という平気で嘘をつく人もいます。

その結果、安い値段で請け負った社労士が手を抜いたいい加減な仕事をして、その後、顧客を困らせ、結果「社会保険労務士なんでロクでもない奴だ」と思う人が増える悪循環。

社労士側でも「あんなシンドイ仕事を、あの値段で出来るわけがない、仕方なくやってやっている」などと腹を立てている。これは安請け合いした側が悪いのですが、

依頼する側も、自身が仕事をする上で同業他社と自社のとの差別化があるはずです。得意不得意もあるはずです。商品サービスの値付けの理由と松竹梅もあるはずです。それを同じように相手側にも当てはめて考えてほしいと思います。

相談した社会保険労務士の得意分野なのか?一般的な相談内容なのか?難易度はどうか?望む成果や結果を正確にイメージ出来ているか、伝えられているか?等々ヒアリングしましょう。

依頼する社会保険労務士が誠実な仕事をしてくれるかどうかは、話し合ううちに見えてくると思います。スーツや専門用語に惑わされず、基本的な価値観、人生観、ビジネス倫理、そして自身との相性も踏まえて、判断してもらいたいものです。

もう一つ、例えば相談者が問題について相談した時、回答する社会保険労務士が問題の対処方法しか答えられない場合は、ただの相談で終わらせておきましょう。(例えば従業員を解雇したい、との相談に、解雇方法のみを教える、といったもの。)

同じような問題が繰り返し発生している原因を解決する「根本的な課題解決」を提案できる社会保険労務士なら、顧問として相応しいと思います。ただし、提案自体が的外れ、理解不能、実行不可能、邪悪なものであれば、これも避けるべきです。説明をしっかり受けて納得できるものを受け入れましょう。解決の実行は支援者ではなく本人がするのですから。

このような重い問題ではなく、ただ手続き代行の依頼であれば、安く請け負ってくれるところで充分です(そこでは実務は有資格者ではなく、普通の事務員が手続事務を行っている所が大半です)。その場合、社会保険労務士ではなく、人事労務系クラウドサービスで事足りるかもしれません。この辺りも使い分けを考えてみましょう。

・クラウドサービス(機械・プログラム)
・簡単な相談相手
・難易度が高い課題への支援者

もちろん、内容に合わせて値段も違います。良いものは高い。これが普通の世界です。よろしくお願いします。

お役に立ちましたか?今日はこのへんで。
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成戸克圭「いい会社」研究ホームページ
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posted by なると at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | なると社会保険労務士