2014年09月25日

はじめから価格に社会保険料を付加して販売する。

「働く喜びに満ちた会社」に育てる! の成戸です。

本日もご愛読いただき、ありがとうございます!

◎はじめから価格に社会保険料を付加して販売する。 (第1173回)

初めてお会いした税理士さんとお話をしていてこのような意見を私が伝えました。

私「会社経営で社会保険料が高いと言いますが、世の中の商売で初めから社会保険料を上乗せした形で売り買いが出来ていれば、問題にならなかったのではないでしょうか?」

税理士さん「まったく仰る通りです。義務を果たす商習慣が成り立っていないのが問題です。」

と賛同いただきました。

・・・

会社で従業員が社会保険に加入すると、保険料は会社と従業員が折半で払っています。給与明細を見ればわかりますが、けっこうな額になっています。会社側も人数分ですから相当な額です。

その分を自社が取り扱っている商品の値段に社会保険料分を新商品発表当初から乗せていれば、それが定価となり、消費者にも値段が高いとは思われずに売買が成立しているはずです。全てがそう言えます。

そんな時に「ウチは人件費(社会保険料)を削って他社より安く売れば、たくさん売れるだろう」と実行してしまう残念な会社が現れます。

少し考えれば自分で自分の首を絞める行為であることは分かりきっています。値段を下げれば利益が減り、更に他社も同じ行為を行い、同じ業種同士で削り合い、疲弊してしまうためです。

値下げが誰も幸せにならない選択であることは誰にも十分理解されている事でしょう。

それと同時に、創業当初から「いい会社」になろうと努力し、社会保険加入などの義務を初めから果たしていないと、あとから「儲かってからいい会社へ変わろう」としても難しいことが分かってきます。(これは社会保険関連 以外の面でも同じでしょう。)

後から自社の取り扱っている商品に社会保険料の上乗せをすることが難しいからです。つまり「後に儲かる日がやって来ない可能性が高い。」

社会保険料や従業員へ支払うべき額をキチンと乗せた商品額を定額として、値下げをしない努力が正しい経営です。なんだったら工夫して値上げ出来るようになりたいものです。

「分かっているけど出来ない!」と言う声が聞こえて来そうですが、この日記で度々紹介している「いい会社」は一般的な業種で景気に関係なく毎年利益を上げています。工夫はしていますが特に突飛な事はしていません。このような会社を参考にしてみてはどうでしょうか。一緒に見学に行きませんか?

私は、そろそろ見学や日々の学びで得た知見をセミナーの形でお話ししようと考えています。その際には告知しますので、しばしお待ちください。

最後に繰り返し

「ウチは商品を他社より安く提供するのが特色の会社だ」大丈夫ですか?
「儲かったら従業員に還元するつもりだ」本当ですか?そのやり方で、そんな日は来るのでしょうか?

※注意
・社会保険に加入義務が発生したら必ず加入する。社会保険料の納付義務が発生したら納付する。国の定めた義務です。これ以外の選択肢はありませんから誤解の無いようにお願いします。
・社会保険に加入し社会保険料を払うのは義務であり、それだけで「いい会社」とは言い切れません。


事務所
岐阜県美濃加茂市の社会保険労務士
「なると社会保険労務士事務所」のホームページ
http://www.gifusr.jp/


ブログランキングに参加中です。
下の「社労士」ボタンを押していただけると励みになります。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!


以前の記事を読みたい方はカレンダーの数字をクリック!
キーワードで探したい方は検索ボックスで行い、読みたい題名をクリックしてください。

このブログは誰でも読める無料のものです。
このブログの内容を当事務所に相談無く活用する場合は自己責任で行ってください。
活用した際の損害について当事務所は一切責任を負いません。
ブログの内容を書籍・講演・ビジネス等、公的な場で引用する場合は当事務所へご連絡ください。

posted by なると at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
にほんブログ村 士業ブログ 社会保険労務士(社労士)へ
にほんブログ村 にほんブログ村 経営ブログ 人事・総務へ
にほんブログ村