2017年03月06日

無期転換と同一労働同一賃金の企業対応


「働く喜びに満ちた会社」に育てる! の成戸です。

本日もご愛読いただき、ありがとうございます!

◎無期転換と同一労働同一賃金の企業対応

3月3日に岐阜県社会保険労務士会による研修会を受講してきました。

20170303 研修.jpg

「最新労働法実務セミナー〜無期転換と同一労働同一賃金の企業対応」と題された内容は、

労働契約法の改正によって期間を定めた契約を5年を超えると労働者の申請により無期の労働契約へと転換しなければならいと定められた点について、

無期転換を行う上で、労働条件の変更(例えば雇用の継続のために期間雇用では行わなかった転勤を行う可能性がある、など)が必要である場合、5年のカウントが成立する平成30年3月までに無期転換用の就業規則を用意した方が良いようです。

また、最近世間をにぎわせている同一労働同一賃金について、こちらも労働契約法によって定められている有期契約の労働者と正社員の待遇の違いについて、平成28年11月2日の長澤運輸事件高裁判決を挙げながら説明がありました。

政府が「働き方改革」を挙げるように、日本の働き方が変わろうとしている、変えようとしている現在、雇用形態が異なれば、ただそれだけで従業員の待遇が異なることを認めていた過去の考え方が変わろうとしており、

待遇の差をつけるには「説明できるだけの理由」が無ければ、不合理であるとして裁判で判断されるようになります。

裁判での判決はその後の法律の改正の材料となり、つまりは「裁判まで至らなければ大丈夫」から「違反として行政官庁から指導が入る」形へと、身近になってくるわけです。

今回お話を聞いた内容では裁判官の判断は政府の出す同一労働同一賃金ガイドラインを支持する傾向があるようです。

となれば、会社の現場としてはガイドラインを基にした労務管理の方向性を打ち出して、実務をこなすことが現状の対策となるのではないでしょうか。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−
事務所
岐阜県美濃加茂市の社会保険労務士
「なると社会保険労務士事務所」のホームページ
http://www.gifusr.jp/

ブログランキングに参加中です。
下の「社労士」ボタンを押していただけると励みになります。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

以前の記事を読みたい方はカレンダーの数字をクリック!
キーワードで探したい方は検索ボックスで行い、読みたい題名をクリックしてください。

このブログは誰でも読める無料のものです。
このブログの内容を当事務所に相談無く活用する場合は自己責任で行ってください。
活用した際の損害について当事務所は一切責任を負いません。
ブログの内容を書籍・講演・ビジネス等、公的な場で引用する場合は当事務所へご連絡ください。
posted by なると at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
にほんブログ村 士業ブログ 社会保険労務士(社労士)へ
にほんブログ村 にほんブログ村 経営ブログ 人事・総務へ
にほんブログ村