2017年03月13日

雇用保険法等の一部を改正する法律案 について。


「働く喜びに満ちた会社」に育てる! の成戸です。

本日もご愛読いただき、ありがとうございます!

◎雇用保険法等の一部を改正する法律案 について。

2017年4月からの雇用保険料の引下げや育児休業期間の最長2年への延長などが盛り込まれた「雇用保険法等の一部を改正する法律案」が、衆議院本会議で審議入りし、今年度中に成立の見通しとされています。

「案」を見ますと、
・失業給付の拡充
・失業等給付に係る保険料率及び国庫負担率の時限的引下げ(雇用保険法、徴収法)
・職業紹介の機能強化及び求人情報等の適正化(職業安定法)
などがありますが、気になるのは

・育児休業に係る制度の見直し(育児・介護休業法、雇用保険法)
です。内容として、

(1)原則1歳までである育児休業を6か月延長しても保育所に入れない場合等に限り、更に6か月(2歳まで)の再延長を可能にする。
(2)上記に合わせ、育児休業給付の支給期間を延長する。

と、保育所の数や、長期休業の問題などがありますが、保育所が見つからなくて困っている問題への一つの対策がみられます。

また、
・職業紹介の機能強化及び求人情報等の適正化(職業安定法)
として、
(1)@ハローワークや職業紹介事業者等の全ての求人を対象(※)に、一定の労働関係法令違反を繰り返す求人者等の求人を受理しないことを可能とする。
A職業紹介事業者に紹介実績等の情報提供を義務付ける。Bハローワークでも、職業紹介事業者に関する情報を提供する。〔※現行はハローワークにおける新卒者向け求人のみ〕
(2)求人者について、虚偽の求人申込みを罰則の対象とする。また、勧告(従わない場合は公表)など指導監督の規定を整備する。
(3)募集情報等提供事業(※)について、募集情報の適正化等のために講ずべき措置を指針(大臣告示)で定めることとするとともに、指導監督の規定を整備する。 〔※求人情報サイト、求人情報誌等〕
(4)求人者・募集者について、採用時の条件があらかじめ示した条件と異なる場合等に、その内容を求職者に明示することを義務付ける。

と、いわゆるブラック企業に入社しないよう入り口で止めようとする仕組みつくりを進めるようです。

確かに、就職して働き出したら辞めるきっかけを失う人も多く、極端な例では、精神疾患や自殺と言った状況まで至ることを考えれば、労働者とブラック企業の接点を減らす努力は効果があるように思います。

改正案については下記の参照よりどうぞ。

今日はこの辺で失礼します。

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参照
第193回国会(常会)提出法律案
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/soumu/houritu/193.html
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
事務所
岐阜県美濃加茂市の社会保険労務士
「なると社会保険労務士事務所」のホームページ
http://www.gifusr.jp/

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posted by なると at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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