2017年08月17日

従業員の感情と法律規則の間で(あるべき姿の規則)。


「働く喜びに満ちた会社」に育てる! の成戸です。

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◎従業員の感情と法律規則の間で(あるべき姿の規則)。

組織に、ある程度のルールは必要です。

これに反対する人はいないでしょう。しかし、現実にはそう簡単にはいかないようです。

一般的な経営者は私ほど労働法に詳しくありません。

労働法による最低限の守るべきことを知りません。会社で用意すべき規則と運用を知りません。

知っていたとしても、過去の経験上、法よりも先に優先すべきことがある場合がありますし、そちらを常に優先する経営者もいます。

それは…従業員の感情です。

私から見れば、労働法は非常に合理的で、これに合わせることによって従業員の感情さえも穏やかに会社経営を進めることが出来ると思うのですが、

経営者から見れば、「規則を作り、運用することによって、従業員はドライ(物事を割り切ったさま。情(じょう)にほだされないさま。)な関係と感じてしまわないだろうか。」と感じる方もいます。

特に、そのような経営者は従業員との信頼関係を大切に、従業員を大切にしようと努力されている方に多いようです。

従業員の信頼を失うのではないだろうか、そう思われるようです。

私が考えるに、規則を作り、それを守ることによって従業員への平等性、公平性、公正性、透明性を示し、照明し、担保することが出来るとし、

これが企業を安定化させるうえで非常に有効であると主張します。

これとは反対に、規則と運用を行わず、場当たり的に経営者の感覚的なさじ加減で判断し、決定を下す手法を繰り返せば、経営者の絶対的な権力は維持できますが、

経営者のゴマをする従業員しかいなくなります。

それ以外の従業員は会社への期待は無くなるでしょう。

期待しなければ努力はしません。現状維持、事なかれ主義、隠蔽・・・と悪循環を招くサイクルが目に見えるようです。

規則を超越した絶対的権力者は組織を運営しているとは言えません。それはボスです。家父長です。

そして、極論として組織の統治がボスと手下の関係のみで行われていた場合、経営者が何らかの事情で経営に携われなくなる日が来たとき、その組織は瓦解してしまうでしょう。

後継者はゼロからその会社を築き上げなければならないでしょう。

賢明な後継者であれば、その会社を引き継ぐより自分で新たに起業しようと考えるかもしれません。


現在の日本における法令、規制、一般的な道徳観念、人生観、ありとあらゆる方面から見て、すべてを満足させるような会社規則は無いと思いますが、

敬意恵者と従業員が望む「会社のあるべき姿」を描き、それに近づけるに適合した会社規則は作れるのではないでしょうか。

これをドライというのであれば、それは経営者、従業員の片方、または双方が学ぶことを拒否ししているか、理解する能力がないのか、ということだと思います。

そうであれば、それに合わせて伝え続ける、手を変え品を変え、理解できるように工夫するなりして、100回だめなら101回と続ける姿勢が大切であると思います。

それにより、「あるべき姿の規則」は組織としての土台となり、これによって従業員の安心も、信頼も、企業としての安定も得ることになるのではないかと私は思うのです。

今日はこの辺で。
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2017年08月14日

中濃支部の研修会にて講師を務めました。


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◎中濃支部の研修会にて、講師を務めました。

8月4日に岐阜県社会保険労務士会 中濃支部の研修会にて、講師を務めました。

内容は「出前授業の再現」であり、以前日記にも書いたように、社労士が会社に就職する前の高校生や短大、大学生に対して、就職支援セミナーとして、労働についてのお話をする事業をスタートしようとしておりまして、

他の支部ですでに実施されている様子を見てきた私が、その授業の再現を行い、それに対して参加者の社労士皆さんが良い点、改善点を挙げ、今後の参考とする・・・といった我々としては初の試みでした。

20180804.jpeg
変な顔をして話していますね。(いつもこんな顔ですか?)

これには理由があります。

今回の話した内容は、自分が話したい内容ではなく、見学してきた再現なので、どうにも言いづらい表現があったためなのです。

それに対して指摘を後から受けるのは少々ストレスを感じました。

まあまあ、今後の改良と発展によって気持ちよく話が出来るようになればいいな〜と考えています。

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2017年08月10日

イクボス養成講座に出席


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◎イクボス養成講座に出席

8月2日水曜日に岐阜県庁主催の「イクボス養成講座」に出席してきました。

私も岐阜県庁の仕事でワークライフバランスについて関わっているため、数名の関係者の方面から参加するようにお声をかけていただいていたため、最近出不精になっている重い腰を上げて参加しました。

1部は、かの有名な株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長・小室淑恵氏による「企業内ワーク・ライフ・バランス推進における取組と課題」講演会でした。

凄い経歴の自己紹介から始まり、日本の人口減少社会の問題点などの説明があり、簡単に「働き方の見直し」の概念的な説明とミクロ的な改善方法の紹介があり、自社がコンサルした企業の成功例を挙げ、最後に自社コンサル内容の営業を暗に含めて小一時間で終了し、

本人は子供の保育園への迎えに行くとのことで、足早に退場されました。


第2部は岐阜県のイクボス成功事例企業の経営者・担当者3社がパネルディスカッションという名の自社紹介を行いました。

こちらの登壇者が発した言葉に「逃げない」「覚悟を決める」があり、その姿勢に従業員が呼応している様子があるように聞いていて感じました。

会社経営の危機に来月の給与が払えないと伝えても翌月に従業員全員が出社してくる話などは、仕組み云々の前の「人としての繋がりの根本的な部分」を示しており、今までの話とは毛色の違う、それでいて非常に重要な部分を聞けて「いい話が聞けたな」と満足しました。

そんな会社になるようなお手伝いが出来るようになりたいと強く思いました。

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2017年08月07日

お盆休みを有給休暇で延長する件


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◎お盆休みを有給休暇で延長する件

この時期になってようやく「ああ、お盆か〜。」と実感している成戸でございます。

お盆休みとは?と改めて確認しますと「祖先の霊をまつる行事」で

8月13日迎え火(祖先の霊を家に迎え入れる)
8月16日送り火(祖先の霊を送る)

であり、この間(13〜16日)のことをお盆と呼びます。(地方や風習によっては異なる場合もあります。)

これに合わせてお盆休みがあり今年は11日の山の日の祝日から12日土曜も休みとすると6連休なのですね。

企業によっては前後を休日にすることで9連休なんてこともあるようです。


さて、ふとした疑問ですが、例えば8月11日から16日のお盆休みがある会社で、従業員が「もっと長期休暇にしたい」と前後で年次有給休暇を取得した場合、どうでしょうか。

基本的に「年次有給休暇は休む理由を問わず取得できる。」ものであるため、会社は取得を却下できるものではありません。

ただし、「年次有給休暇の取得により事業の正常な運営が妨げられるときには、使用者は年休取得を拒否する権利(時季変更権)がある。」とされています。

事業の正常な運営が妨げられるほどの状況とは、例として「その人しかできない仕事があり、その仕事が休みの日と重なる」場合が考えられますが、そんな重要な人は少なく、別の視点から見れば属人的な仕事の割り振りとしている時点で会社経営の方法として問題があります。

基本的に代替要員を配置できるのであれば時季変更権を使うことは出来ず、最高裁判決(弘前電報電話局事件 昭和62年7月10日 最高裁)でも

『代替要員を確保して勤務を変更することが客観的にみて可能であれば、使用者は通常の配慮をすべきであり、通常の配慮をせずに代替要員を確保しない場合、「事業の正常な運営を妨げる場合」に該当しない。』

とされています。

そのため、年次有給休暇による長期休暇を拒否するのは難しいと考えた方が良いのです。

ということは、件の長期休暇を取得する場合は代替要員の確保のために、1か月前といった前に取得を会社へ届け出るべきであり、会社も規則として求めるようにすべきです。

突然の「明日から10日間休みます!」は一般常識的に周囲に迷惑をかけると分からない人が多くなりました。

それならば会社が伝え続けるしかありません。

今回のような例は突発的に発生します。

会社としては、これらを想定して、先手を打ち、気持ち良く年次有給休暇のをしていただき、代替要員を事前に確保し安定して労働力を確保できるように仕組み化を進めましょう。


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2017年08月03日

最低賃金の変更額(予定)


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◎最低賃金の変更額(予定)

近年、毎年、最低賃金の額が引き上げられています。

以前の国の方針では全国平均で時給1000円まで引き上げると言っていましたが、人材不足による企業間の人材争奪戦による賃金の引上げと相まって早い段階で現実的に目的は達成されるのであろうと考えられます。

平成29年7月27日に開催された第49回中央最低賃金審議会で、今年度の地域別最低賃金額改定の目安について答申が取りまとめられました。

これにより、例年どおり10月に最低賃金額が引き上げられる予定です。

それでは私の住む東海三県の1時間あたりの最低賃金を見てみましょう。

岐阜県 776 → 800円
愛知県 845 → 871円
三重県 795 → 820円

岐阜県はキリの良い数字で覚えやすいですね。

それにしても、物価などを算定して決定する最低賃金が、私の住む岐阜県がこの3県で一番低いのは、色々思うところがあります。

さて、月給であっても労働時間で割った金額に戻したところ、最低賃金以下になる場合は違反となります。

不安な場合は再計算されてみてはどうでしょうか。

参照
厚生労働省 平成29年度地域別最低賃金額改定の目安について
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000172722.html
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