2018年04月05日
していないことの意味を考えてみる。
「働く喜びに満ちた会社」に育てる! の成戸です。
本日もご愛読ありがとうございます!
新年度に替わり、仕事の曜日担当が少し変更になったために私の曜日感覚がズレてしまっていました。
今日は日記を書く日だったんですね。
◎していないことの意味を考えてみる。
我々「いい会社」の法則実行委員会には「いい会社」になるための大原則があります。
それは「しなければならないことを行い、してはならないことをしない。」
逆を言えば『しなくてはならないことを行わず、してはならないことをすれば、「いい会社」にならない』ということになります。
会社見学で訪問した先の社長さんにお話を聞くと、時々「原理原則に従っています。」と表現されることがあります。これも同じ意味でしょう。
会社見学や、相手を知るうえで「しなければならないこと」は分かりやすいと思います。なぜなら実行している様子が分かるためです。
「我々は○○を大切にしています。」とお話を聞けたり、実際の行動にも見て取れる場合もあります。
反面、「してはならないこと」は「いい会社」であればあるほど実行していません。当然ですね。
そのため、『「いい会社」は何をしていないのか』の視点を持って見学すると良いのですが、これが難しいと気付きました。
基本的に自分の今まで持ってきた知識からしか知ることが出来ないためです。
知らないと「あれをやっていない」と気づけませんね。
過去に見学した或る会社では、世間では当然とされているような取り組みでも遅れて取り組み始める様子を見たこともあります。なぜ今までしなかったのか、ちょっと考えてみるのも良いかと思います。
単純に会社が取り組むべき事実に気付かなかったのかもしれません。しかし穿った見方をすれば、他社の取り組みをじっくりみて長期的な視点で効果やリスク、問題点を理解した上で、ようやく取り入れ始めたのかもしれません。
会社の目的の一つとして継続・存続を掲げていれば、流行りの経営手法を軽々しく取り入れることは無いでしょう。(逆に戦術レベルでは、すぐさま取り入れる経営者もいます。)
その意味で、現在先進的な取り組みで輝かしい成果を上げている会社を「いい会社」と呼ぶには時期尚早として見ておく方がよさそうです。
長い時間をかけて外部・内部環境の変化に耐えうる取り組み・組織であるかどうか。私は(たぶん皆さんも)その会社の様子を知りたいと思います。
今日はこのへんで。
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成戸克圭「いい会社」研究ホームページ
http://gifusr.jp/laboratory/
事務所
岐阜県美濃加茂市の社会保険労務士
「なると社会保険労務士事務所」のホームページ
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