2020年02月10日

従業員が新型肺炎になったら。会社の対応と傷病手当金。


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。

ご愛読ありがとうございます!

◎従業員が新型肺炎になったら。会社の対応と傷病手当金。

新型コロナウイルスのニュースが連日報道されています。今後も感染者は増えると予想されており、病気にならない工夫と努力が求められています。予防や治療については専門外ですので、病気になった時の対応を書いていきます。

その前に、アメリカでは米疾病対策センター(CDC)によると2019〜20年のインフルエンザシーズンは患者数が1900万人、死者数は1万人を超えた(2020/2/7 5:04現在)と報道されています。びっくりです。なぜこちらは日本での報道が少ないのか不思議なくらいです。

さて話を戻しまして、新型コロナウイルスについて政府は今回の肺炎を「指定感染症」と閣議決定しました。これによって感染者を強制的に入院させることが可能となりました。

この表現で分かるように政府が強制的に休ませる形になりますので、労働者が当該処置を行われた場合、会社都合ではありません。そのため休んでいる期間の給料は無給でも問題ありません。

労働安全衛生法では今回のコロナウイルスや新型インフルエンザのような伝染する病気(病気の種類は指定されています)の場合「就業禁止」を明記しています。むやみに病気を広げることは誰にとっても不利益ですからね。

そのため、従業員から「(指定されている)病気になりました」もしくは「どうも今回の病気らしい」と報告があったら会社として政府の命令に関係なく出勤しないように指示命令し、病院へ連絡して病院の指示を受けて対応することになります。二次感染の危険性から突然病院に行くのは止めてほしいそうです。

会社としては保健衛生の分野で上記内容を就業規則によるルール化と緊急時のマニュアル(対応の流れを図示したものなど)を用意しておくと焦らずに済みます。

次に無給となった労働者は働けず困ってしまいます。こちらは健康保険の傷病手当金の申請により、働けない期間の金銭の給付が行われることで保障されます。額はだいたい給与1日分の3分の2弱程度です。いざという時の社会保険ですね。

厚生労働省ホームページ https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3040/r139/

ふと「会社で新型コロナウイルスをうつされた」場合に労災となるのか?考えてみましたが、身の回りに今回のコロナウイルス感染者が少数しかおらず、更に会社で濃厚接触した人が原因と「特定」出来れば労災認定される可能性がありそうだな…と思います。

お役に立ちましたか?今日はこのへんで。
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成戸克圭「いい会社」研究ホームページ
http://gifusr.jp/laboratory/

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岐阜県美濃加茂市の社会保険労務士
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posted by なると at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | なると社会保険労務士
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