2020年11月30日

開催報告 重度障がい者社会支援フォーラム


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。

ご愛読ありがとうございます!

◎開催報告 重度障がい者社会支援フォーラム

以前告知しました、私も実行委員として参加しているフォーラムの結果報告です。

11月28日土曜日に、重度障害者社会支援フォーラムを開催しました。
zoomとYouTubeでの遠隔会議形式です。

遠藤利彦教授の基調講演「生涯発達の礎を成すアタッチメント」では、幼児期におけるアタッチメント(愛着)の機能効果と重要さについてお話しくださいました。
冒頭のアタッチメントの剥奪により、心のみならず体への悪影響について触れられ、成人後の社会性に長期的なダメージがあるとして、また、海外の研究は幼児期のアタッチメントが成人後数十年にわたってどのような影響を与えているのか長期的に行われており、アタッチメントを科学的に調査した結果は、非常に興味深い内容でした。

遠藤利彦先生 アタッチメント.JPG

また、基調講演後のパネルディスカッションに移行する最中に私もzoom にて出演させて頂いた時にお話しした感想ですが、アタッチメントにおける安心な場所「安心感の輪」として会社が機能すると良いのではないか?と考えました。

パネルディスカッションでは「アタッチメントから生まれる『かべ』がない社会」と題し、ファシリテーターの木村直人氏、東洋大学教授の是枝喜代治氏、同じく東洋大学教授の石原次郎氏、一般社団法人グリーンノートの代表北澤裕美子氏、そして遠藤利彦先生で、各パネリストの知見を元にお話くださいました。

第2回重度障がい者社会支援フォーラム.JPG

4人の方々が実体験と研究をもとにお話しされている内容は言葉は違えど同じ意味を指しており、アタッチメントの関係性について「情緒的利用可能性」と端的にまとめられている言葉は、さすが研究の結果の素晴らしさを実感します。

また、アタッチメントは母と子の関係性のみを示しているのではなく、生涯全般における関係性のことであり、本人と会社の誰か、でも良いわけです。

「いい会社」へのイメージとしても繋がります。

参加者は300人を超えているようでしたし、非常に学びと気付きの多いフォーラムとなったと思います。

実行委員の皆様お疲れ様でした。
また参加していただいた皆さん本当にありがとうございました。
次回があると思いますので、その際はお願い致します。

今回のフォーラム動画 YouTube (見えますか?)
https://www.youtube.com/watch?v=Xp7JSUO6Bgs&feature=youtu.be

お役に立ちましたか?今日はこのへんで。
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2020年11月23日

人事とは「ひとごと」なのか


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。

ご愛読ありがとうございます!

◎人事とは「ひとごと」なのか

先日、社会保険労務士のセミナーがあり、Zoom配信されていたのを視聴しました。

話題の一つに10月に同一労働同一賃金に関する重要な裁判の判決内容があり、時々に各発言者が意見を述べていました。

判決では非正規労働者の待遇の改善要求について認められたもの、認められなかったものがあります。

認められたものを端的に尖った表現をすれば「正規社員と非正規社員との間に違法な差別があった」となります。

同じ日本の企業で、同じ人間が差別をする。大きな問題です。

これに対して社労士さんが「私の事務所にもクライアント企業から相談が多く寄せられるようになった」と事もなげに言う姿勢に違和感を感じます。

そもそもこれらの論点は1年以上前から社労士なら話題となっていますし、これらの課題に「事前に」「相談者から相談される前に」企業を観察し、敏感に問題視し、企業へ提案し、解決するのが社労士さんなのではないか。顧問契約を交わして以前から付き合いがあるのならば特に。

できるなら「私のクライアントは既に対応済みの会社が多いですね」と言ってほしい。

そしてさらに「今回の裁判で、一旦立ち止まって考える、いい機会となりましたね」などと言う。これも合わせ技一本で、まさに他人事の発言に聞こえました。

その他
「社員に○○させる」「従業員を使う」など。
あまりに人と会社に寄り添っていないのではないか。でも、こんな発言をする社労士さんが多い。
自社で働いてくれる従業員への感謝が薄い社長の言い回しに近い表現に、私は過剰反応しているのでしょうか。

さらに、分かりやすく例えるなら、誰でも会社に通勤するのにもかかわらず、非正規社員にだけ通勤手当が支払われないことに違和感を覚えないような感覚を持った人間を専門家として重用することの危うさです。

人の気持ちが分からない人物が、人に関わる制度構築や助言をすればどうなるのか。会社から従業員の心は離れるでしょう。それはモチベーション低下による生産性低下や離職者の増加に現れるかもしれません。

大企業では人事部(課)があったりするものですが、同じ会社の従業員に対して人事担当者が思いやりのかけらもない対応をすることから「ひとごと」と読み、他人事で薄情な様子への皮肉として表現したりしますが、我々、社会保険労務士は更に社外から意見する立場である以上、人に寄り添い、高い倫理観と誠意をもって、適切な言葉を選び伝える姿勢が、あるべき姿であると思います。

ハードルは高い。

もう一つ
社労士さんが「生産性向上が今後の課題ですね」と事もなげに言うのも、なんとも・・・。
社労士さんが人事労務制度をどれだけ整えたとしても、実際の利益への直接的な原因とまではなりません。
最後は会社に関わる皆さん全員の、主に従業員の頑張りです。
自立(自律)した従業員になり、創造性を発揮し、望ましい結果を生み出す努力をする。そんな風土を醸成してゆくこと。
望ましい結果を出すまでPDCAを高速で回し続けること。

さて、社労士さんでここまでコンサルティングできる、実行支援している者が何人いるのだろうか。社労士さんの仕事ではないのであれば、軽々しく「生産性を高めることですね」なんて言えないのではないか?社内に一歩深く踏み込まない姿勢ならばせめて「大変ですが頑張っていただきたい」の表現になるのではないか?

文字情報での発信ではなく、わざわざ動画配信しているからこそ、感情の込め方が伝わります。熱い男の代表例の松岡修造さんの熱さの10分の1でも込めて「頑張ってください」と伝える。

あまりに冷静で淡々と他人事の表現で話されると、現場の人間には切実な法令や判例をこね回して遊んでいるような血の通わないイメージが社会保険労務士に付いてしまうのではいか、そう感じます。

最後に
政府の中小企業への政策方針は「生産性の低い企業には倒産もしくはM&Aで買われることで、生産性の高い企業に人も財産も移し、国全体の経済力を高める」のだそうです。

つぶれそうな会社には早々に退場していただく方針なので、今後の経営において資金繰りを中心に甘い予測は禁物のようです。

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2020年11月16日

第32回「いい会社」ふりかえり会を開催しました。


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。

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◎第32回「いい会社」ふりかえり会を開催しました。

「いい会社」には法則がある!

10月31日に以前学んだ法則についての振り返りである「いい会社」の法則ふりかえり会を開催しました。

今回も Zoom によるテレビ会議で大阪の仲間も参加。それと同時に年々便利になるインターネットでのコミュニケーションに時代の流れの速さを感じますね。ただ、実際の対面とは異なる伝わり方、伝え方の難しさについては、今回の会の話題にも出たところです。

今回は法則5と法則6を社会保険労務士の望月泰徳氏に振り返ってもらい、キーワードを取り上げながら参加者で話し合いました。

今回は会社事例として北海道のお菓子製造販売業の柳月という会社について挙がっていたので、これについて話し合いました。

その会社では「私たちはお菓子を通じて家族の絆を結び、人と人との心を結びます。」を理念として5つの誓いを挙げています。

ホームページ http://www.ryugetsu.co.jp/about/promise.html

5つすべてに「心を結ぶ」とあり、印象的なのは「おいしいお菓子」とは書かれていないことです。

心を結ぶお菓子を作る。非常に抽象度が高く、難易度が高いように感じますね。

その中にはもちろんおいしいお菓子という意味も含まれてはいると思います。しかし値段はケーキ三つを買って500円で足りる、家族団欒を目的としている設定としており、目的に合わせた範囲内での美味しいお菓子作りになります。

大変そうですが、このような姿勢が地元住民に支持される要因の一つになっているようです。

良い商品とは一体何か?を問い、製品開発するうえで、様々な解が出る良い事例でもあります。

高級な原材料をふんだんに使い、ただただ美味しいお菓子を作り、記念日に頑張って購入する高級なお菓子も、それはあってよいと思います。会社の理念、目的に合わせて商品は決まり、会社の形も変わります。

家族の、地域の、心を結ぶために努力する姿勢が設定として間違いであるはずがありません。そこから先は知恵を出すところなのでしょう。

さて、メンバー間での話し合いですが、メンバーが「いい会社」の勉強をきちんとされていて、同じような意見になり過ぎている感じがしています。「もう少し専門分野の意見を入れられるよ良いね」と確認しました。


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2020年11月09日

フォーラム事前勉強会を実施しました


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。

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◎フォーラム事前勉強会を実施しました。

『アタッチメントから生まれる「かべ」がない社会』

11月28日㈯開催予定の重度障がい者社会支援フォーラムで行われる基調講演とパネルディスカッションを深く知るための事前勉強会を実施しました。

フォーラムの告知
http://gifusr.sblo.jp/archives/20201026-1.html

zoomでのテレビ会議で2回実施し(10/31 11/7 各90分程度)、のべ60名ほどの参加者となりました。そもそも大々的に告知しておらず、あまり大人数にならないようにしたところもあり、程々の人数と興味のある方が集まってくださいました。

1回目は課題本として「観点変更〜なぜ、アトリエインカーブは生まれたのか〜」をとりあげ、私が作ったレジュメを用いて私が感想を述べつつ、東洋大学教授の石原次郎先生にお話を伺う形式で、司会は牧野公彦さんが行いました。

アトリエ インカーブは障がい者支援施設です。そこでは障がい者がアーティストになり、絵画を発表し、販売しており、海外では一つの作品に100万円以上の値が付いています。書籍にはこのような取り組みをスタートさせた経緯と、前代未聞の取り組みの、これまでの「かべ」との格闘の記録や組織運営への想いを創業者である今中氏が書いています。

アーティストとしての特異な才能に目を向けがちですが、我々は学びとして、障がい者の普通のしあわせを実現するか?出来ない現状を変えてゆくヒントを求めての勉強としました。

2回目は「発達障害に生まれて〜自閉症児と母の17年〜」を課題図書として、成戸と牧野さんが東洋大学教授の是枝喜代治先生にお話をお伺いしました。

本書では実際の親子への取材を行った医師がルポルタージュとして書かれており、発達障害を持った子と親の日々の象徴的な出来事が淡々としたタッチで描かれています。

ここではその現実を知り、発達障害などの障害を持った子の支援をしてこられた是枝先生の視点から障害を持った子の支援について学びました。

私は自分の話すパートに集中していたため、先生方や牧野さんの話とつなげて話せたかどうかは、ちょっと手ごたえを感じられるほどの余裕が無いのですが、先生方とは別の角度から話せたことで、参加者の視野が広がったのではないか、と思っています。

終了後、メールで労いのお言葉をかけてくださったり、「知らないことが多くて驚いた」との感想を頂き、ありがたいです。

皆様、11月28日のフォーラムでの参加をお待ちしています。

今日はこのへんで。
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2020年11月02日

11月の税・労務の手続(主要)[提出先・納付先]


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。
ご愛読ありがとうございます!

先月のカレンダーのときに「読書の秋」と書きましたが、仕事を終えて帰宅し、夕食、風呂と終わった後に難しい本を開くと、とてつもない睡魔が襲ってきます。その戦いに勝てるほどの知識欲や面白さを持って読破した人には称賛すべきですね。

それでは恒例のカレンダーをどうぞ。

◎11月の税・労務の手続(主要)[提出先・納付先]

10日
○源泉徴収税額・住民税特別徴収税額の納付[郵便局または銀行]
○雇用保険被保険者資格取得届の提出<前月以降に採用した労働者がいる場合>[公共職業安定所]

16日
○所得税の予定納税額の減額承認申請書(10月31日の現況)の提出[税務署]

30日
○個人事業税の納付<第2期分>[郵便局または銀行]
○所得税の予定納税額の納付<第2期分>[郵便局または銀行]
○健保・厚年保険料の納付[郵便局または銀行]
○健康保険印紙受払等報告書の提出[年金事務所]
○労働保険印紙保険料納付・納付計器使用状況報告書の提出[公共職業安定所]
○外国人雇用状況の届出(雇用保険の被保険者でない場合)<雇入れ・離職の翌月末日>[公共職業安定所]

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