2022年03月28日

2022年4月の税・労務の手続(主要)[提出先・納付先]


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。
ご愛読ありがとうございます!

4月に入ります。
春、新期、進学、新卒、節目の時期ですね。
希望ある月、希望は素晴らしい。
青葉、初心忘るべからず、でございます。

それでは以下、慣例のカレンダーをどうぞ。

◎2022年4月の税・労務の手続(主要)[提出先・納付先]

11日
○源泉徴収税額・住民税特別徴収税額の納付[郵便局または銀行]
○雇用保険被保険者資格取得届の提出<前月以降に採用した労働者がいる場合> [公共職業安定所]

15日
○給与支払報告に係る給与所得者異動届出書の提出[市区町村]

5月2日
○預金管理状況報告の提出[労働基準監督署]
○労働者死傷病報告の提出<休業4日未満、1月〜3月分>[労働基準監督署]
○健保・厚年保険料の納付[郵便局または銀行]
○健康保険印紙受払等報告書の提出[年金事務所]
○労働保険印紙保険料納付・納付計器使用状況報告書の提出[公共職業安定所]
○外国人雇用状況の届出(雇用保険の被保険者でない場合)<雇入れ・離職の翌月末日>[公共職業安定所]
○公益法人等の法人住民税均等割の申告納付[都道府県・市町村]
○固定資産税・都市計画税の納付<第1期>[郵便局または銀行]
※都・市町村によっては異なる月の場合がある。

・土地価格等縦覧帳簿・家屋価格等縦覧帳簿の縦覧期間
(4月1日から20日または第1期目の納期限までのいずれか遅い日以降の日までの期間)


お役に立ちましたか?今日はこのへんで。
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岐阜県美濃加茂市の社会保険労務士
「なると社会保険労務士事務所」のホームページ
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2022年03月21日

ゼミ参加:人の強みを活かす、とは。


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。
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今週も会社経営と人事労務のヒントをお伝えします。

◎ゼミ参加:人の強みを活かす、とは。

「いい会社」コンサルティングチームTNCではチームメンバーの皆さんに交代で講習を務めていただき勉強会を毎月行なっています。

今回は株式会社Nextwel代表の日野信輔先生に「障害者の強みを活かす働き方の事例と環境づくり」と題してゼミを開催しました。

会社ホームページ https://nextwel.co.jp/

日野さんのお仕事はホームページを見ていただければわかるようにメディア事業や Web マーケティングコンサルティングなどを行う形での障害者支援事業を中心としています。

この間別の勉強会でお話を聞いた時、過去に事業を育てあげて売却したことがある、とのことで、「あれ、思った以上にすごい人なんじゃないか?」との印象を持ちつつあります。

お聞きすると障害者の方々にWeb 制作の仕事をお任せしたり、変わったところでは伝統工芸の後継者がいない所へ障害者就労と様々な工夫によって伝統を残す工夫、プラス就労場所を創出しているお話もありました。

大切な部分として障害者の方々の様々な障害の種類があり、人それぞれ特性もあります。障害特性と個人の特性、これらを把握し理解した上で本人が得意とする、活かせる仕事をしてもらう工夫があります。

この考え方は健常者の雇用であっても同じです。その人に合わせた仕事を任せることができれば、うまくいくはずですよね。

その反対から考えれば、従業員のことをしっかり理解できていない会社が多い?採用時にもう少し求職者側が自身理解できていれば、もしくは会社の方が適切な配置ができるような人と見極めることができれば、より良い採用・就労が出来ることになります。

その点において障害者の場合、特に支援学校を卒業している場合などは、就学中から個人に対して支援計画があり本人の特性などもきちんと分析されているそうです。そのため、学校や支援者との連携が上手くできれば個人個人に適切な仕事をお願いすることができます。

問題なのは学校では支援者そして就業先となりうる企業との連携がうまくできていない場合が多い、ということです。結局、分からずじまいで就職し、就業し、ミスマッチにより退職してゆくことになります。

実際、障害の種類によりますが20から50%の障害者が就労1年以内に退職するデータがあります。

繰り返しになりますが障害者であっても健常者であっても、個性があり、それをきちんと理解して把握して採用、配置し、普段のコミュニケーションにも含めて接すれば良いのです。

最近はプライベートと称して距離を取りたがる人が増えたように思いますが、自分を知り相手を知り、互いに支えあって働けることを考えた時、もう少し歩み寄りが必要なんじゃないかなと思います。

お互いに支え合えることが組織の強みであり人が集まる意味であります。

今回はゼミに参加しながら、そのようなことを考えていました。

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2022年03月14日

第3回重度障がい者社会支援フォーラム開催報告


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。
ご愛読ありがとうございます!
今週も会社経営と人事労務のヒントをお伝えします。

◎第3回重度障がい者社会支援フォーラム開催報告

障がい者雇用は特別なことなのでしょうか?

3月12日に第3回重度障がい者社会支援フォーラムが開催されました。

我々「いい会社」支援チームTNCのメンバーの北澤裕美子さんが中心となり開催されており、我々のメンバーもお手伝いしています。

毎年1回、コロナの関係で、参加者を現場に集めることが難しい中、現場参加者、Web会議システムでの参加者と多くの方々の参加で盛会に終わりました。ありがとうございます。

今回は「障がいと教育」パート2と題して、株式会社障がい者つくし更生会の専務取締役、那波和夫氏に「障がい者と共に働いて学べたこと」をテーマにご講演をいただきました。

前回のブログにあるように、障がい者つくし更生会は従業員数37名中、障がい者が32名と、障がい者が中心の会社であり、株式会社として利益を得る形で経営されています。

当然、就労継続支援事業所のような助成金を国からもらうわけではなく、従業員の皆さんの頑張りで一般企業として黒字化させている、稀有であり奇跡的な経営が、どのように行われているかを教えていただけました。

実際、私も九州にある会社の現場を見学したことがあり、その素晴らしさの一片を知ってはいましたが、那波専務の今回のお話では、現場での試行錯誤と、その思考、言語化された部分の具体的で実践的な取り組み方について詳しく知ることができました。

その内容は、障がい者専用の会社経営ではなく、健常者だけの会社でも同様に大切な内容であり、結局のところ障がい者だから不可能とか、健常者のみに限られた仕事は無い、という事です。

障がいであっても軽度の従業員だろうと思いきや、重度障がい者も働いている障がい者つくし更生会を知れば、今まで一般企業に働くことが不可能とされ、働く意欲がありながらも支援事業所や家庭内で過ごして一生を終える人たちに希望を持てるとおもいますし、

企業側も多くの学びと課題を知ることができるはずです。

那波様、今回もありがとうございました。

また、講演を受けてのコメントとして、
東洋大教授 是枝喜代治先生「特別支援教育と就労について」
東洋大教授 石原次郎先生「インクルーシブ教育について」
をお話くださりました。

障がい者として生まれたとしても、幼少期から自己認識から自己決定をさせる重要性、インクルーシブという表現もなくなる社会を目指すことについてコメントいただきました。

最後にTNC代表で運営に携わっている牧野公彦さんから総評を頂き、障がい者のみならず企業側の可能性と、まだまだ足りない姿勢について、課題の多さについて、未来への希望について、語っていただきました。

最後に感想を述べますと、
一般的な会話で「難しい」を結論にする機会があると思います。
解決しなければならない事柄について、ただし手を付けなくても現状はそのままで良い場合に「難しいねぇ」で終わらせる事柄です。
それと「障がい者の支援・雇用・働き方」は近いニュアンスを感じています。
しかし私は以前から「働きやすい会社とは、障がい者でも健常者でも誰にでも同じように『いい会社』である」「障がいが有る無しにかかわらず、誰もが幸せに働ける環境づくりのヒントが『いい会社』にある」そう考えています。

今回は障がい者でしたが、女性でも、高齢者でも、LGBTでも、誰でも、です。

そして今後は、そのような会社が強くなり、生き残ってゆくように思います。

今回の講演は後日YouTubeでアーカイブ配信される予定です。その際はまたご報告します。
よろしくお願いします。

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2022年03月04日

『第3回重度障がい者社会支援フォーラム』が開催されます。


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◎『第3回重度障がい者社会支援フォーラム』が開催されます。
3/12 13:30スタート
テーマ「障害と教育」パート2と題し、株式会社障がい者つくし更生会の那波和夫氏が登壇されます。
福祉ではなく株式会社として障がい者がその中心に働き、ビジネスを成立させている会社の経営について、興味深いお話が聞けると思います。
Zoom・YouTubeで参加できます。
ご応募ください。

下記からすぐにフォームに入れます(期限3月5日まで)。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScQ4mAObMGjWs34cCxx0ena41-JdXa0s_VOBFCoOnA3p3tadw/viewform

ホームページより参加 https://aitunag.com

よろしくお願いします。
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