2022年10月31日

2022年11月の税・労務の手続(主要)[提出先・納付先]


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。
ご愛読ありがとうございます!
11月に入ります。寒くなってきました。体の微妙な不調は、単純に冷えから来ている場合もあります。暖かくして過ごしたいものです。

それでは恒例のカレンダーです。

◎2022年11月の税・労務の手続(主要)[提出先・納付先]

10日
○源泉徴収税額・住民税特別徴収税額の納付[郵便局または銀行]
○雇用保険被保険者資格取得届の提出<前月以降に採用した労働者がいる場合>[公共職業安定所]

15日
○所得税の予定納税額の減額承認申請書(10月31日の現況)の提出[税務署]

30日
○個人事業税の納付<第2期分>[郵便局または銀行]
○所得税の予定納税額の納付<第2期分>[郵便局または銀行]
○健保・厚年保険料の納付[郵便局または銀行]
○健康保険印紙受払等報告書の提出[年金事務所]
○労働保険印紙保険料納付・納付計器使用状況報告書の提出[公共職業安定所]
○外国人雇用状況の届出(雇用保険の被保険者でない場合)<雇入れ・離職の翌月末日>[公共職業安定所]


お役に立ちましたか?今日はこのへんで。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
成戸克圭「いい会社」研究ホームページ
http://gifusr.jp/laboratory/

事務所
岐阜県美濃加茂市の社会保険労務士
「なると社会保険労務士事務所」のホームページ
http://www.gifusr.jp/

「いい会社」コンサルティングチーム TNCホームページ
http://e-kaisha.info

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

以前の記事を読みたい方はカレンダーの数字をクリック!
キーワードで探したい方は検索ボックスで行い、読みたい題名をクリックしてください。

このブログは誰でも読める無料のものです。ブログの内容を書籍・講演・ビジネス等、公的な場で引用する場合は当事務所へご連絡ください。
このブログの内容を当事務所に相談無く活用する場合は自己責任で行ってください。
活用した際の損害について当事務所は一切責任を負いません。
posted by なると at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | なると社会保険労務士

2022年10月24日

行動に繋げてこそ反省と言えると思う。


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。
ご愛読ありがとうございます!
今週も会社経営と人事労務のヒントをお伝えします。

◎行動に繋げてこそ反省と言えると思う。

数日前にTNC(「いい会社」支援グループ)チームメンバーとのWeb打ち合わせの時間を完全に失念し、メンバーに迷惑をかけてしまいました。反省しています。

めったに起こさない出来事を検証し、再発防止をしなければ反省とは言えないので、日記の体で書いているブログの中で考えます。

スケジュール設定も行い、目に見えていたにもかかわらず意識に上らない状態になっていました。

原因を考えると
・スケジュール表に他の予定が多く書き込まれており、タスクの中に紛れ込んでいた。
・他の予定には「前日までに終えている予定」があり、これを終わらせておらず、先送りのタスクに目と思考を奪われた「ああ、あれをしなければ…面倒だ…」。
・寝不足と体調不良による判断力の低下。
・頭痛の種(悩み事)の幾つかを繰り返し考えていた。
・前日にも忘れかけていた予定があり、これを済ませることが出来たため、根拠の無い未来への安心感に浸っていた「きっとこの先もギリギリの状態になってもクリアできるだろう」。
・「当日には重要な予定がないはず」と前日に思い込んでいた。
・毎日作成しているタスクリストを作成しなかった。
・「休みたい」と繰り返し考えていた。
・上記の各項目の総合で思考停止状態を引き起こした。

思い付く限り書いてみました。次に同じミスをしない工夫です。原因の根本を探り、事の起こり自体を無くしてゆきたい。

・健康維持
 規則正しい生活。24時には寝る。夜のWeb打合せもこれに合わせて打ち切る。
・体調の自覚
 良くない場合にはミスをする予兆として、いつもより予定表をしっかり確認する
・タスクリスト作りをする。
・当日のタスクを当日終わらせる。
・悩み事は集中して解決策を考え、タスクリストに行動レベルに落とし込んだ内容を記入。他者への相談も解決方法であり。考えても解が出ないものは棚上げ。

もう少しシンプルかつ効果的にしたい。
・23:30に翌日のタスクリストを作成し、その流れでベッドに入る。
・タスクは当日に終わらせる。翌日には賞味期限切れとして消去する心づもりで。

当り前の内容ですが、自分なりの根拠があり、重いものです。これを試してみます。

お役に立ちましたか?今日はこのへんで。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
成戸克圭「いい会社」研究ホームページ
http://gifusr.jp/laboratory/

事務所
岐阜県美濃加茂市の社会保険労務士
「なると社会保険労務士事務所」のホームページ
http://www.gifusr.jp/

「いい会社」コンサルティングチーム TNCホームページ
http://e-kaisha.info

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

以前の記事を読みたい方はカレンダーの数字をクリック!
キーワードで探したい方は検索ボックスで行い、読みたい題名をクリックしてください。

このブログは誰でも読める無料のものです。ブログの内容を書籍・講演・ビジネス等、公的な場で引用する場合は当事務所へご連絡ください。
このブログの内容を当事務所に相談無く活用する場合は自己責任で行ってください。
活用した際の損害について当事務所は一切責任を負いません。
posted by なると at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | なると社会保険労務士

2022年10月17日

リスキリングとリカレント教育と生涯学習


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。
ご愛読ありがとうございます!
今週も会社経営と人事労務のヒントをお伝えします。

◎リスキリングとリカレント教育と生涯学習

最近、リスキリングという単語が使われ始めました。Re:スキリングという事でしょうか?

今回のスタートは「リスキリングとリカレント教育の違いって何だろう?」です。

ネットで調べてみると、

リスキリングの定義
「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること」

リスキリングに似た概念として、リカレント教育がある。 これらの違いは、リスキリングが戦略的に従業員に学ぶ機会を与えるものであるのに対して、リカレント教育は社会に出てから一度仕事を離れ、大学などで教育を受け直してからまた仕事に戻るという循環を指すことである。

とあります。

どちらも就労のために必要な能力を付ける・高めるための学習ですね。

企業経営からリスキリングを考えると(思い付きで書いています。)
@今後の経営戦略から新たな業務分野の開拓を行うと方針づける。
A新規業務遂行に必要な人的能力を想定・設定する。
B想定された能力・スキルを持った人材を選定する。
 (人材不足・不在の場合リスキリングを行う従業員を選定し実施。)
C能力を確認する。
D配置する。
E活動状況を確認。
こんな感じでしょうか。

こう見ると、内容次第ですが求めるスキルの難易度によっては長期期間の教育が必要となり、費用も考えると自前で育てる方法の他に、アウトソーシングする方法も考えられます。

将来的に自社での中核業務として期待しているのであれば、やはり自前なのかもしれませんが、スタート時点では分からない為、外部委託から様子を見て自前の流れもありそうですね。

こうすると、間近に様子を観察でき、必要な能力レベルが詳細に分かるかもしれません。反面、簡単に模倣できる仕事は他社との差別化は難しく、戦略の見直しが必要かもしれません。そこにプラスαの付加価値を付けるか、更に高レベルのスキルに引き上げて品質を上げるか…。すると育成の方向性の具体的な詳細も見えてきます。

その他、教育とモチベーションの視点から見れば、リスキリング対象者となった人は会社から選定されて期待されている意味があるとして、モチベーションが高まり今までの仕事も学習も意欲的に取り組んでくれるかもしれません。(もちろん、どのような選定基準であったかによりますが。)

リカレントについて、会社が従業員を大学に送り込む形を見かけますが、体系的に学んだ人材が会社に戻ってこないで退職の話も聞きます。ここは、いかに「会社に戻ってきてやりたいことがあるか?」「学び終えたひとの夢や希望をかなえられるか」を企業戦略の中に取り込む、会社と経営者の器の広さと柔軟性が成功のカギであるように見ています。

最後に
リカレント教育と生涯学習との違い
リカレント教育は「仕事に活かす」ことを目的にしているのに対し、生涯学習は「より豊かな人生を送る」ことを目的としています。

イメージとしては生涯学習という大きな枠の中にリカレント教育とリスキリングが存在している感じですね。

やはり「豊かな人生を送る」うえで大切な「教養を積む学び」があってこそのリカレントやリスキリングだと思います。企業も従業員を機能性のみで見ず、人柄を含めて評価し付き合っていただきたいと思います。

お役に立ちましたか?今日はこのへんで。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
成戸克圭「いい会社」研究ホームページ
http://gifusr.jp/laboratory/

事務所
岐阜県美濃加茂市の社会保険労務士
「なると社会保険労務士事務所」のホームページ
http://www.gifusr.jp/

「いい会社」コンサルティングチーム TNCホームページ
http://e-kaisha.info

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

以前の記事を読みたい方はカレンダーの数字をクリック!
キーワードで探したい方は検索ボックスで行い、読みたい題名をクリックしてください。

このブログは誰でも読める無料のものです。ブログの内容を書籍・講演・ビジネス等、公的な場で引用する場合は当事務所へご連絡ください。
このブログの内容を当事務所に相談無く活用する場合は自己責任で行ってください。
活用した際の損害について当事務所は一切責任を負いません。
posted by なると at 15:42| Comment(0) | TrackBack(0) | なると社会保険労務士

2022年10月10日

行動の見える化から行動変容までのプロセス


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。
ご愛読ありがとうございます!
今週も会社経営と人事労務のヒントをお伝えします。

◎行動の見える化から行動変容までのプロセス

ある記事で「行動の見える化」から「気付き」を経て「行動のアップデート(変わる)」と書かれていました。

ここで足りないのは「目的(今回は組織としての目的とします)」と「変わりたいと思う『やる気』」です。

見える化をしても、方向性が無ければ気付きそのものも無いかもしれません。「気付き」とは、目的対象があってこそ、目的達成のために新たな視点から対象を見て理解するものであるため、目的そのものが無ければ気付きは発生しないと考えられます。

疑問があるから答えが出る、と言い換えても良いかもしれません。

次に、やる気が無ければ「気付き」も偶然に頼ることになります。虫眼鏡で陽の光を集めて火を熾すように、人の思考も意図をもって深く考えなければ、そうそう簡単に深い「気付き」は生まれません。

慣れないことを考える時、頭を動かすと疲れます。人は本能的に疲れることを避けるように出来ているため、敢えて集中して考えるには「やる気」が必要になるのです。

そして今まで慣れた行動様式を変更する際にも同じように「やる気」と「目的」が必要です。

行動を変更した未来に対して不安があるとき、人は慣れた行動を変更することを避けるものです。もちろん、変更することで自分が望む良い未来が予想されたとき、人は行動を変えようとします。つまり、期待値が高く、実現可能性が高ければ行動を変えようとします。やる気が出ている状態です。

自身が望むとは、自身が望むことを知っている状態であり、それは根本的には自身の好き嫌いを知っている、つまり自身を知っている状態です。

当り前のように聞こえますが、不思議なことに自分の望みを知らない人は多いようです。

例えば自分は会社から解雇されないと信じ切っている人は、職を失う可能性に気づかず「この会社で働き続けたい」という望みは意識に浮かばないものですし、また、友達や親などが自身に向かって抱いている期待を自分の望みと勘違いしている人もいるため、

きちんとヒアリングしてみたら「やる気」が出ないのは、自身の望みを自覚していなかったから、と言うこともあるのです。

そして、自身の望みと組織においての目的が重なったとき「見える化することで過去の行動を認識し」「気付き」「組織の目的に向かって従来の行動からアップデートされた行動を実行」してくれるようになるのです。

目的を設定するには?
適切な目的設定をするには?
行動の見える化するにはどうすれば良いか?
行動から気付きを得る(促す)には?
自身(本人)の望みに気づくには?
改善した行動を促すには?

私はこれら様々に工夫を凝らしてTNC人事評価教育システム「ひとまる」を構築しました。要点を意識して運用することで効果を発揮します。

もちろん、今回の日記に記載した内容だけで出来るようになる人もいます。しかし、わざわざ苦労に苦労を重ねて従業員を教育するのは美談にもなりません。教育に近道は無いとしても遠回りする必要はないと思います。

今日はこのへんで。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
成戸克圭「いい会社」研究ホームページ
http://gifusr.jp/laboratory/

事務所
岐阜県美濃加茂市の社会保険労務士
「なると社会保険労務士事務所」のホームページ
http://www.gifusr.jp/

「いい会社」コンサルティングチーム TNCホームページ
http://e-kaisha.info

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

以前の記事を読みたい方はカレンダーの数字をクリック!
キーワードで探したい方は検索ボックスで行い、読みたい題名をクリックしてください。

このブログは誰でも読める無料のものです。ブログの内容を書籍・講演・ビジネス等、公的な場で引用する場合は当事務所へご連絡ください。
このブログの内容を当事務所に相談無く活用する場合は自己責任で行ってください。
活用した際の損害について当事務所は一切責任を負いません。
posted by なると at 03:06| Comment(0) | TrackBack(0) | なると社会保険労務士

2022年10月03日

顧客に商品サービスの価値を教育する


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。
ご愛読ありがとうございます!
今週も会社経営と人事労務のヒントをお伝えします。

◎顧客に商品サービスの価値を教育する

顧客の購買意欲は商品サービスの価値を理解しなければ沸きません。

理解とは理論的、感覚的なものがあります。

そこで企業における社会保険労務士の仕事の価値とはどのようなものでしょうか。

@損失の回避
A未来投資
この2つを思いつきます。

@は分かり易く、法令違反による罰則、企業のイメージダウン、従業員のモチベーションやモラール、モラルの低下、顧客や取引先との関係悪化、等を防止するために、法令遵守や社内の治安維持、組織規律の構築と安定などが考えられます。

労働法の遵守について指導助言、就業規則作成や労働基準監督署への対応等々あり、その時には社会保険労務士の存在のありがたみを感じやすいと思います。

Aは言うなれば組織と社員への成長を期待した投資です。
 労働環境の改善や社員育成によってモチベーションや従業員の能力の向上が期待され、最終的に利益につながることや、社員への還元、幸せに繋がります。

 これについては社会保険労務士の活動が直接効果を生み出しているかの測定が難しく、貢献度が分かりません。しかし、きちんとした仕事をしていれば、これらに大きく影響を与えているものです。

そして@とAは実務上、分けて仕事があるわけではありません。全体を把握しながら混在または同時進行しています。

例えば懲戒処分は社長のストレス発散に使用するものではなく、処分の軽いものでは従業員の反省を促し人間的な成長を期待するものであり、周囲への信賞必罰を伝え、組織の規律(企業統治)と、規律があるがゆえに安心できる環境とする意味を含んでいます。

このように思案し、更に会社ごとに個性ある従業員や企業風土を理解しつつアドバイスをしているわけです。
(社会保険労務士の全てが同じとは限りませんが)

思い付きでアドバイスを言っているわけでは無く、法令の知識と、人的資源管理への知識、日本の倫理道徳、教育や心理について学んだ結果をお伝えしているのです。

これを「話しているだけでお金が貰える」「費用対効果が低い」などと思われているのであれば、顧客に対しての説明や、仕事の凄みが伝わっていないのでしょう。ここは反省しなければなりません。

また、貴重な情報や、専門家の能力に対して価値を理解できない人もいます。無料だろう、と。これだから情報が手に入らず、競業他社から差が付けられていると気付けていないのであれば、これも残念です。

ここは社会保険労務士として期待されていない分野であるため、経営コンサルタントであれば、この辺りを高い報酬を頂きながら、クライアントへ好影響を与えられるようにすべきであり、そうなりたいところです。


最後にBを思いつきました。

Bは給与計算や社会保険の手続き業務→事務処理 です。
 目に見えやすく、何となく重要そうで顧客も感謝しやすい部分かと思います。
 ただ、DX、RPA、AI、インターネットクラウド、メタバースによる発展はすさまじく、自動処理される日は近いように思います。

反面、社労士の中には「最近、企業からBの依頼が増えまして…」と言っている人もおり、多分、その企業は早晩、時代に取り残されるのであろうな、とも思います。・・・はい、余計なお世話でした。


お役に立ちましたか?今日はこのへんで。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
成戸克圭「いい会社」研究ホームページ
http://gifusr.jp/laboratory/

事務所
岐阜県美濃加茂市の社会保険労務士
「なると社会保険労務士事務所」のホームページ
http://www.gifusr.jp/

「いい会社」コンサルティングチーム TNCホームページ
http://e-kaisha.info

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

以前の記事を読みたい方はカレンダーの数字をクリック!
キーワードで探したい方は検索ボックスで行い、読みたい題名をクリックしてください。

このブログは誰でも読める無料のものです。ブログの内容を書籍・講演・ビジネス等、公的な場で引用する場合は当事務所へご連絡ください。
このブログの内容を当事務所に相談無く活用する場合は自己責任で行ってください。
活用した際の損害について当事務所は一切責任を負いません。
posted by なると at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | なると社会保険労務士