2022年11月28日

2022年12月の税・労務の手続(主要)[提出先・納付先]


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。
ご愛読ありがとうございます!

12月に入ります。来年の話が出てくる時期ですね。つなげていきたいものです。

それでは恒例のカレンダーです。

◎ 2022年12月の税・労務の手続(主要)[提出先・納付先]

12日
○源泉徴収税額・住民税特別徴収税額の納付[郵便局または銀行]
○雇用保険被保険者資格取得届の提出<前月以降に採用した労働者がいる場合>[公共職業安定所]
○特例による住民税特別徴収税額の納付[郵便局または銀行]

31日
○健保・厚年保険料の納付[郵便局または銀行]
○健康保険印紙受払等報告書の提出[年金事務所]
○労働保険印紙保険料納付・納付計器使用状況報告書の提出[公共職業安定所]
○外国人雇用状況の届出(雇用保険の被保険者でない場合)<雇入れ・離職の翌月末日>[公共職業安定所]
○固定資産税・都市計画税の納付<第3期>[郵便局または銀行]
※都・市町村によっては異なる月の場合がある。

本年最後の給料の支払を受ける日の前日まで
○年末調整による源泉徴収所得税の不足額徴収繰延承認申請書の提出[給与の支払者(所轄税務署)]
○給与所得者の保険料控除申告書、給与所得者の配偶者控除等申告書、住宅借入金等特別控除申告書、給与所得者の基礎控除申告書、所得金額調整控除に係る申告書の提出[給与の支払者(所轄税務署)]
※提出・納付期限が、土曜・日曜・祭日と重なる場合は、翌日になります。


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岐阜県美濃加茂市の社会保険労務士
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2022年11月21日

「やる気」と「仕組み化」と「刺激の無さ」


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。
ご愛読ありがとうございます!
今週も会社経営と人事労務のヒントをお伝えします。

◎「やる気」と「仕組み化」と「刺激の無さ」

ブログを書き続けるために必要なものは「やる気」・・・ではありません。

現在、このブログは投稿数が1842となっています。度々話していますが、継続は力なりを信じて書き続けています。

社労士をはじめ多くの人々がブログを書こうとして途中で挫折しています。自身の経験から言えば、「忙しい」「やる気が出ない」のは言い訳でしかありません。結局のところ自分が決めたことを出来ないのであれば「書かない」のではなく「書けない」のです。

そこで必要なのは「やる気」ではなく、仕組み化と習慣化です。

時には書きたい内容が生まれ、それがモチベーションとなり、意欲を持って書いている回もありますが、実際には感情を持たないレベルで書き始めることが多くあります。

仕組み化として、定めた曜日に書くことや、忘れないようにスケジュールにリマインダー※を付けることなど工夫し、決まったタイミングが来た時に、過去1週間の中で印象に残った物事の中で日記に書けるものを淡々と書き進めるだけです。
※備忘のために利用するソフトウエアの機能、ネットサービスやスマートフォン用アプリなどの総称。

これを会社経営に置き換えた場合、従業員の仕事は『「やる気」を前提にしてはならない』ということになります。

当たり前ですが「やる気がなかったから仕事をしませんでした」とは言えませんね。しかし、実際にはそのようなことが起こっているものです。

定時に出社したら、特にモチベーション関連に何を考えることもしなくても仕事に従事し、定時退社時間には、気づくと一定の成果が生まれている。ある程度の範囲内の能力さえあれば、淡々と仕事を行い成果が出ること。これが会社経営の中ではとても大事であると思います。

部下が仕事でミスをして「お前、やる気あるのか!」と上司の声が上がる場合、先にミスを発生する原因を放置していなかったかどうか?を先に問うてみた方が良いのではないか、そう思います。問う相手は部下ではなく上司であり所属する部門であり会社側の課題です。

もちろん仕事をサボる気でサボった場合は叱ることが大切です。そしてサボる気になった原因も聞いてみたいものです。

仕組み化により、感情が無くても淡々とこなせる仕事は、従業員から見れば時には刺激が無く「退屈」と感じることもあると思います。

その際に見ておきたいのは仕事の質であり、その質が求められている質以下で有れば指摘し、本人に対して求めることですし、仕事の質も高く「飽きている」のであれば、本人の能力を持て余してる状態であるのか確認することです。

経営者側の仕組み化の意味(従業員への想い)として「誰もがしっかり働ける、働きやすい職場、働きやすい仕事内容」があるとして、これを従業員に伝えることで「退屈」ではなく、「感謝」や「更に良い仕事を目指して愉しむ」方向へと導けるような上司となってもらいたいと思います。楽しむではなく愉しむです。

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2022年11月14日

パートアルバイトが誰でも厚生年金に加入できるようになると…


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。
ご愛読ありがとうございます!
今週も会社経営と人事労務のヒントをお伝えします。

◎パートアルバイトが誰でも厚生年金に加入できるようになると…

昔々「社労士なら社会保険のことは知っていて当然だ」と私に向かって言い放った社労士が居ましたが、

正直なところ、社会保険制度を完璧に理解・記憶している社会保険労務士は稀であると思います。それぐらい複雑です。

理由として、数年に一度法改正が行われ様々な微調整を重ねていった結果、法律も厚生労働省の命令も、例外と要件が様々にあるためです。

と、言い訳しつつ、社会保険が詳しくない私が下記の内容に、無邪気に日記として述べてみます。

●パートの厚生年金加入 企業規模要件撤廃に向け検討へ(11/10)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
政府は、近く全世代型社会保障構築会議を開き、短時間労働者の社会保険加入要件を緩和する検討に入る。既に2024年10月より現在の101人以上から51人以上まで従業員規模を引き下げることが決まっているが、企業規模要件を撤廃する方向で検討を進める。また、労働時間が週20時間未満の労働者への適用や、5人以上を雇用する個人事業所の適用業種追加、5人未満の個人事業所への拡大なども検討する。

ここで触れられてる社会保険とは厚生年金保険と健康保険のことでしょう。2024年度には労働法も含め様々に法律の転換期となっていると感じています。

そして最終的には、他社に雇われて働いている場合は全員が社会保険に加入する方向で議論されているようですね。

専業主婦層が減り、結婚している女性が働きに出ることが一般的となった現在、国民年金との境界線が薄くなってゆくように思います。国の「人口減少社会において働ける人は社会に出て働いて欲しい」という考えからも合致します。

ここまで来れば自営業者は国民年金、企業の就業者は2階建ての厚生年金というくくりは解体し、国民年金一本しても良いのではないかという気がしてきます。

厚生年金保険の保険料は労働者の給料額に合わせて増減します。国民年金もその考えで収入の増減に合わせて保険にも変わるようにすればよいだけではないでしょうか。そして厚生年金と国民年金を分ける必要はないのではないか?と言う単純な理屈です(国民健康保険と健康保険も同様です)。

保険料が低ければ保証額も少なくなり、これは民間企業が扱う生命保険などと同じ考え方です。ただし、国民同士お互いで支え合うと言う共助の仕組みを残し、貧富の差を考慮した公平的な按分とすることは重要です。

そろそろマイナンバー制度により報酬額の隠蔽も難しくなってくることもあり、自営業者の収入も正確に把握できるため機能をするのではないかと思います。

現在の自営業者は国民年金と自身の支払った国民健康保険のみが基本とされ、世間一般的な見方からすれば企業で働く人よりも保証が少ないと感じられる現状です。

そのため自営業をする人は自衛として報酬額を高めに設定できるような経営を開業から考えなければいけない、この事実はあまり知られていないのかもしれません。

自営業やベンチャーという存在が日本社会に貢献している部分もあるでしょうから、これらにもう少し生きやすい仕組みとならないものでしょうか。

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2022年11月07日

HappyChoice様訪問


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◎HappyChoice様訪問

「ひとまる」の状況確認です。

11月1日に千葉県松戸市にあるHappyChoice様へ訪問してきました。
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お洒落な外観です。

障害者福祉サービス事業を営む一般社団法人happy choice(ハッピーチョイス)の代表理事 白根邦子さんは我々TNC(「いい会社」支援グループ)の一員です。

また、我々の人事評価教育システム「ひとまる」の導入企業として支援させていただいています。

導入スタートから現在までWeb会議システムZoom による遠隔で支援してきたため、今回は会社の皆さんに直接お会いして、お互いの気心を通じ合わせる機会として私とメンバーの新井の2名で訪問しました。

未だ人間は Web 上の人間に対してどのような実感を伴うか、まだまだ分からないところが多く、人事評価教育について指導を受けるうえで、画面の中の人間では、さすがに信じられない部分もあると思います。

システムでありながら機能する上で肝要な部分は人であり、人が人に与える影響力は必須です。

今回は、皆さんが働いている蕎麦屋さんと支援施設を訪問しました。

蕎麦屋さんでは障害を持つ皆さんがテキパキと仕事をされており、障害者が働いているとは気づかないくらいのレベルでした。鴨せいろ蕎麦と玉子焼き、とても美味しかったです。
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終了時間終了後、正社員の皆さんに「ひとまる」の説明や、話し合いをしました。

人事評価ということで非常に緊張されている部分もありましたが、その目的として、自分自身を知ることや、会社で働くお互いを知ること、そして自身の成長と組織の成長に繋がることを丁寧にお伝えしました。その甲斐あって皆さんの納得を得られたように感じました。

白根さんをはじめ、皆さんが真剣に取り組む様子を知ることが出来ました。近い将来に、良い出来事が起こるであろう、と心から信じています。

HappyChoice ホームページ
https://happy-choice.org/about_happychoice/

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