2023年01月30日

2023年2月の税・労務の手続(主要)[提出先・納付先]


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。
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現在「近年で最も強い寒波」の中です。皆さんお元気でしょうか?
地元の道路は22時を超えたあたりから凍結し危険なため、夜になると街を走る自動車が激減する現象を見て感心しています。

さて恒例のカレンダーです。どうぞ。

◎2023年2月の税・労務の手続(主要)[提出先・納付先]

1日
○贈与税の申告受付開始<3月15日まで>[税務署]

10日
○源泉徴収税額・住民税特別徴収税額の納付[郵便局または銀行]
○雇用保険被保険者資格取得届の提出<前月以降に採用した労働者がいる場合>[公共職業安定所]

15日
○所得税の確定申告受付開始<3月15日まで>[税務署]
 ※なお、還付申告については2月15日以前でも受付可能。

28日
○じん肺健康管理実施状況報告の提出[労働基準監督署]
○健保・厚年保険料の納付[郵便局または銀行]
○健康保険印紙受払等報告書の提出[年金事務所]
○労働保険印紙保険料納付・納付計器使用状況報告書の提出[公共職業安定所]
○外国人雇用状況の届出(雇用保険の被保険者でない場合)<雇入れ・離職の翌月末日>[公共職業安定所]
○固定資産税・都市計画税の納付<第4期>[郵便局または銀行]
  ※都・市町村によっては異なる月の場合がある。


お役に立ちましたか?今日はこのへんで。
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2023年01月23日

あいまいさへの耐性


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。
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◎あいまいさへの耐性

明日朝明後日頃に強烈な寒波が来ると言う天気予報の中、その準備をしながら過ごしておりました。

正月の目標で書いたとおり読書を継続しております。毎日30分以上読書を続けていると間違いなく読み進めていけるものです。

その中で昨日、「あいまいさへの耐性」という言葉に感心しました。
コンサルタントとしての能力について列挙されている項目の中で出てきた言葉です。

「目指す目標や目標達成のプロセスが曖昧で、それらを決定しづらい状況でも落ち着いている。」とありました。

落ち着いていない方が物事がうまく進むのであればこのような条件は出てくるはずがありません。冷静に物事を正確に捉え意味づけし、その上で目標や解決方法を考える。

未来に向かって思索するとき、未確定なものに対しては「絶対」はありません。「その可能性が高い」程度であり、その可能性は様々な分岐(選択肢)が有るものです。「あれもこれも、もしかすると…」と考える中で、時に人は責任感や意欲、プレッシャーなどから「耐えられなくなる」場面もあるものです。

どの程度であれば耐えられるのか?その度合いを「耐性」と表現しているわけです。

耐性が低い人を想像すると「白か黒か『今すぐ』ハッキリしたい」タイプの人は低そうです。実のところこのタイプの人が最近多いような気がしています。

正しいか間違っているか、論理的にどちらが正しいか、合法か非合法か、好きか嫌いか…

社会の実際では「その中間」が多いものです。これを受け入れられる感覚を持ちたいものです。

逆に持てない場合には時として「うつ病」のように社会生活を営むうえでの障がいが生まれる確率が高くなるそうですよ。

繰り返しになりますが未来のことになればなるほど未確定であり、曖昧さは高まります。そこで計画を立てて実行しようとするとき、耐えられる根拠、信じられるものは一体何でしょうか?

過去の経験?
自身の能力?
仲間との絆?

根拠の無い自信もあって良いと思います。多少は。

私見としては、上記もろもろを総合して「楽観的」であるかどうか、という表現になります。
未来に対して期待している、ワクワクしている。出来事に対して「そうきたか!」と受け入れられる。

生まれながらにして楽観的な人は少なく、どうしても悲観的になりがちであるのが人です。
「悲観は気分、楽観は意志」と哲学者のアランは言いました。

楽観的と言う智慧をもって未来へ向かいたいと思います。

正月に書くべき内容だったな、と思いつつ今日はここまでです。

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2023年01月16日

キャリアとは


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。
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◎キャリア とは

企業支援の中で「人」に関する仕事をしていると「キャリア」が論点となることが多くあります。

今頃になって気付くこととして、キャリアと口に出しているにもかかわらず、その意味をしっかり理解できていないのではないかと思い、調べて考えてみました。

厚生労働省「キャリア形成を支援する労働市場政策研究会」報告書(※参照)の中に以下のように書かれています。
(枠で囲まれた引用文が長いので「要約すると…」まで読み飛ばしても良いです。)

○「キャリア」とは何か。
 「キャリア」(career〔k§ri§〕)は中世ラテン語の「車道」を起源とし、英語で、競馬場や競技場におけるコースやそのトラック(行路、足跡)を意味するものであった。そこから、人がたどる行路やその足跡、経歴、遍歴なども意味するようになり、このほか、特別な訓練を要する職業や生涯の仕事、職業上の出世や成功をも表すようになった。
 このように、経歴、遍歴、生涯と結びつけて「キャリア」という言葉が使われることが多くなっており、人の一生における経歴一般は頭にライフをつけて「人生キャリア」(life career)と呼び、そのうち職業を切り口として捉えた場合の人の一生・経歴・履歴の特定部分を「職業キャリア」(professional/occupat ional/vocational career)と呼んで区別することがある。
 なお、遺伝子の保有者、伝染病の保菌者などを指す「キャリア」(carrier〔k¢ri§〕)は、運ぶ(carry)からの派生語であり、違う語源の単語である。

「キャリア」「キャリア形成」の意味
 「キャリア」とは、一般に「経歴」、「経験」、「発展」さらには、「関連した職務の連鎖」等と表現され、時間的持続性ないし継続性を持った概念として捉えられる。
 「職業能力」との関連で考えると、「職業能力」は「キャリア」を積んだ結果として蓄積されたものであるのに対し、「キャリア」は職業経験を通して、「職業能力」を蓄積していく過程の概念であるとも言える。
 「キャリア形成」とは、このような「キャリア」の概念を前提として、個人が職業能力を作り上げていくこと、すなわち、「関連した職務経験の連鎖を通して職業能力を形成していくこと」と捉えることが適当と考えられる。
 また、こうした「キャリア形成」のプロセスを、個人の側から観ると、動機、価値観、能力を自ら問いながら、職業を通して自己実現を図っていくプロセスとして考えられる。

要約すると
・人生の足跡(そくせき)
・職業経験の連鎖の中で職業能力を蓄積する過程そのもの
となりそうです。

「過程」であり「継続」からすると日々の仕事の中で育まれるものであると理解できます。例えば仕事一つ一つにおいて自身で工夫や試行錯誤せず漫然と業務の繰り返しをしている状態であればキャリアは積めないでしょう。そうです、積み重ねてゆくものなのですね。

キャリアを絵で想像すると階段状をイメージしますが、過程や継続からは坂道のイメージになります。能力の向上は階段が思い浮かびます。能力は、ある日とつぜん出来ることが増えたりするからです。例えば子供時代に自転車に乗れるようになった時のように。

その中で他者と比較しても突出した部分が目立った場合に「出世」や「転職で有利」といった話題に出るため、一部分の職業能力とみなされることもあるのでしょう。

その他、以前の資格ブームのように「キャリア=資格」は短絡的ですし、ある意味で商品販売のキャチコピーの部分が多く含まれているように思われます。そういえば正月には「資格の○○」から新聞の折込チラシが送られてきますね。

もちろん自身の仕事に必要となり資格を取ることはキャリアの1つであり、資格取得自体が目的になっては本末転倒であるというだけです。夢や目的・目標があってこそキャリアを積む方向が分かるのです。

キャリアが日々の積み重ねであるとすれば、人それぞれ生き方も違うように働くことの積み重ねも違うはずです。「彼は○○の仕事が上手く出来る」の中には、その人の総合的な積み重ねが結果を生み出している場合があり、仕事内容が複雑になればなるほど「その人そのもの」を理解しなければ○○の仕事を上手く出来る理由が見つけられません。単純にある1つの○○能力が有れば良いわけではないことがあるため注意が必要だと思います。

先ほどの資格の話も同じで、資格が有れば誰でも同じことが出来るわけでもありません。

もちろん作業ひとつひとつを分解して1つずつ作業の出来るかどうか(スキル)を一覧表にすること(スキルマップと呼んでいます)は分かり易く育成にも効果的です。

繰り返しになりますがスキルマップでは分析できないくらい複雑な仕事を従業員に任せる場合において、

難易度の高い仕事になった場合や、仕事の取り組み姿勢、同僚や顧客とのコミュニケーションの取り方など様々に総合しなければ分からない場合において「キャリア」という言葉を用いて判断や評価しようとする、と言うことではないでしょうか。

最後に。
キャリアは単語として定義や意味が人それぞれ異なっているように思います。例えば
・人生の足跡
・能力の獲得過程
・能力そのもの
・資格
・スキルマップ表
・総合的な人物評
のように。
そのため企業で人にかかわる仕事をされている人は企業ごとの定義をしたり、話し合いの中で確認を取りながら「未来について想像し語り合う」ことが大切です。

※参照 「キャリア形成を支援する労働市場政策研究会」報告書
https://www.mhlw.go.jp/houdou/2002/07/h0731-3a.html


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2023年01月09日

2023年1月の税・労務の手続(主要)[提出先・納付先]


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◎2023年1月の税・労務の手続(主要)[提出先・納付先]

10日
○源泉徴収税額(※)・住民税特別徴収税額の納付[郵便局または銀行]
※ただし、6ヶ月ごとの納付の特例を受けている場合には、令和4年7月から12月までの徴収分を1月20日までに納付
○雇用保険被保険者資格取得届の提出<前月以降に採用した労働者がいる場合>[公共職業安定所]

31日
○法定調書<源泉徴収票・報酬等支払調書・同合計表>の提出[税務署]
○給与支払報告書の提出<1月1日現在のもの>[市区町村]
○固定資産税の償却資産に関する申告[市区町村]
○個人の道府県民税・市町村民税の納付<第4期。分>[郵便局または銀行]
○労働者死傷病報告の提出<休業4日未満、10月〜12月分>[労働基準監督署]
○健保・厚年保険料の納付[郵便局または銀行]
○健康保険印紙受払等報告書の提出[年金事務所]
○労働保険料納付<延納第3期分>
○労働保険印紙保険料納付・納付計器使用状況報告書の提出[公共職業安定所]
○外国人雇用状況の届出(雇用保険の被保険者でない場合)<雇入れ・離職の翌月末日>[公共職業安定所]
○固定資産税に係る住宅用地の申告[市区町村]

本年最初の給料の支払を受ける日の前日まで
○給与所得者の扶養控除等(異動)申告書の提出[給与の支払者(所轄税務署)]
○本年分所得税源泉徴収簿の書換え[給与の支払者]


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2023年01月01日

新年のご挨拶


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◎新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

今年の目標は持ちましたか?
三日坊主であっても、何もしないよりマシ。3日で合わなかったのが分かったら、次をスタートすればいいだけです。それくらいの軽い気持ちで進めれば、気付くと何かにどっぷりハマって深く取り組んでいるかもしれません。

誰もが年を取る事実を前向きに捉えたら、何もしないのはもったいない。何もしたくないのであれば、疲れているのだから休む。そんな余裕を持ちたいですね。

私の昨年の目標が昨年1月4日の日記に書いてあったので検証してみます。
・「いい会社」コンサルティングチームTNCの私の担当となっている人事評価制度の仕事をする。
 結果右矢印1〇 出来ました。
・新たな仕事:医療機関の調査、診断が出来るように学び、実施する。
 右矢印1〇 日本医師会から委嘱を受けました。
・現在進行中のクリニック開業、新規事業支援の継続と、支援自体からの学びを得ること。
 右矢印1〇 支援の継続、学びつつあります。
・私個人による、ある会社のコンサルティング型支援の契約と実行。
 右矢印1〇 報酬を頂き継続しています。
・無料奉仕を控え、報酬を得る仕事をする。
 右矢印1△ これを書いた時の無料奉仕は有料にさせていただきましたが、その他で無料がありました。
・心身の健康を大切にし、自身に正直に生きる(自分の時間を確保し、大切に使う)。
 右矢印1△ 良い時も悪い時もありました。

さて、今年の目標です。
一つは「毎日30分読書する」にしました。毎日が大切です。30分なら朝昼晩のどこかで出来そうです。
習慣にすれば「自動で出来るようになるはず」と期待しています。

もう一つ目標は「予測する」です。3手先くらいまでを読む習慣をつけたい。
選択肢が2つだとしても3手先では8種類となります。ちょっと大変ですね。


今年も月曜日に日記を投稿予定です。
私の話を読みたい奇特な方は、お手すきの際にでもご覧ください。
よろしくお願いします。
成戸克圭

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