2016年06月16日

社会保険の研修会に出席(付加保険料の特例納付制度について)

「働く喜びに満ちた会社」に育てる!の成戸です。

本日もご愛読ありがとうございます!

◎社会保険の研修会に出席(付加保険料の特例納付制度について)

昨日6月15日に岐阜県社会保険労務士会・中濃支部にて社会保険関係実務研修会に出席してきました。

簡単に言うと社会保険への理解を深め、手続きも出来るように学ぶ勉強会です。

ほぼ毎年、何らかの法律が改正され続けているため、われわれ社労士は新しい情報を更新し続けなければなりません。

今回その中の1つとして日記で挙げるのは「付加保険料の特例納付制度」です。

国民年金制度では普通の保険料の他に上乗せすることで、将来の年金額を増やせる「付加保険料」と言う制度があります。

月に400円追加すると、65歳から受給できる老齢年金額が納付月×200円上がります。つまり年金を2年間受給できれば元が取れ、その後はプラスになる、かなりお得な制度です。

この制度では、今まで、付加保険料を支払う申し込みをしていながら、付加保険料分のお金を納付しなかった場合、その月から「付加保険料の納付を辞退した」と「みなし」、その後に納付しても「無効」とされてしまいました。

今回の法律改正によって、申込書を提出すれば過去10年まで遡って納付することが出来ます。

これを「付加保険料の特例納付制度」と言い、申し込みをしながら納付しなかった人に対し、日本年金機構から郵送書類が届くことになっています。

ここで私が「これはどうなんだろう?」と疑問に思うのは、その郵送書類の内容です。

申込書となっており、「付加保険料を納付済みのままとすることを希望します」の部分にチェック(レ点を打つ)を入れることで今までの納付分の保険料がそのまま老齢保険受給額に反映されます。

チェックしないと・・・今まで払った分が返納され(払い戻され)、今まで全ての付加保険料を払わなかったことになります!
キャプチャ 付加保険料特例納付制度.PNG
つまり、付加保険料分の年金受給額は消えるのです。(もちろん400円×月の分は返ってきます。)

結構、大きな判断をチェックだけで済ませてよいものだろうか?十分な説明が必要ではないだろうか?と思うわけです。

そして「その項目、必要?」が最大の疑問点です。

付加保険料を払いたくて払った人に対して、なぜ必要か?しかもチェックリストの第1項目目に配置する意図を、どうも勘ぐってしまいます。

年金の手続きは、自己判断に任せられているので、十分に理解して判断したいところです。

今回はここまでです。


参照
日本年金機構 付加保険料の特例納付制度
http://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/hokenryo/0201.html

事務所:岐阜県美濃加茂市の社会保険労務士
「なると社会保険労務士事務所」のホームページ
http://www.gifusr.jp/


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posted by なると at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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