2016年07月18日

同一労働同一賃金の話

「働く喜びに満ちた会社」に育てる! の成戸です。
本日もご愛読いただき、ありがとうございます!

◎同一労働同一賃金の話

7月13日に経団連が「職務内容だけでなく、勤務地や職種変更の可能性、個人の役割や貢献度を総合的に判断して同一労働にあたるかを判断すべき」とした提言書を発表しました。

…………………

以下は私の考えです。

日本の従業員の働き方として、雇用契約書の締結の際に職務内容は、かなり曖昧な表現をされており、

実際の労働現場でも「あれも、これもお願いね」の兼務の積み重ねで、平社員が管理職の仕事をしたり、契約していない後輩への教育をやらされたり、自主的に行ったり、と、

その曖昧さで経営が成り立ってきた部分があります。(良くも悪くも)

そこを、仕事の量と質を測定し、明らかにし、役割分担すると、どうなるのか?

契約した仕事だけを遂行するようになります。

極端な話、契約内容に無ければ、後輩への指導一つもしなくなります。

「それは私の仕事ではありません。教育するひとの仕事です。」

これは欧米では実際に起こっている出来事です。

それとは別に、そもそも仕事内容を分解し測定出来るだけの能力がある会社ばかりではありません。

これも問題で、コンサルタントを雇う助成金でも出すのでしょうか。

更に測定された労働と賃金のバランスも測らねばなりません。

すると、会社の利益の内、どれだけを人件費に充てるのか、人件費比率のバランスも再考することになり、それは大きく経営理念、方針に関わります。

これらの意味で大きな改革を求められる会社も少なくないでしょう。

また、労働と賃金の明確な関連性が明らかになれば、求職者の就職先の選定には、会社ごとの差が明かになり、中小企業は今以上に人材を得にくくなる可能性があります。

所々、無味乾燥な資本主義の世界が見えてくるのですが、どうでしょうか?

皆様には、日本の経営の利点はどこにあるのか、たびたび話題に出す「いい会社」は、なぜ成立するのか、考え、変化に備えて頂きたいと思います。

事務所
岐阜県美濃加茂市の社会保険労務士
「なると社会保険労務士事務所」のホームページ
http://www.gifusr.jp/

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posted by なると at 17:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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