2016年10月20日

過労死等防止対策白書がまとめられました。

「働く喜びに満ちた会社」に育てる!の成戸です。

本日もご愛読ありがとうございます!

◎過労死等防止対策白書がまとめられました。

厚生労働省は、過労死等防止対策推進法に基づいた「過労死等防止対策白書」を初めてまとめました。

軽く目を通してみました。

過労死の要因として最も重大なのは長時間労働です。資料グラフによると、年間の総実労働時間は年々減少を続けており、良い様子に見受けられます。

しかし、パートタイム労働者の年間労働時間が平成5年に1184時間であったのが、平成27年には1068時間と、年々減っているのに対し、一般労働者の労働時間は平成5年に2045時間から平成27年2026時間とずっと横ばいになっています。

いわゆる正社員は同じ働き方をしているように見えます。

そして、パートタイム労働者の全体の比率は平成5年14.4%から27年に30.5%と倍になっています。

つまり、限られた人数の正社員が長時間働き、パート人数は増えてはいるが働く時間が減っています。

なんとなくGDP(国内総生産)は減っているのかなと思い、確認した所、1996年(平成8年)あたりからずっと横ばいです。凄いですね。

次に過労死の状況を確認しますと、脳・心臓疾患が原因として認められた労災補償は平成14年からほぼ変化が無いのに対し、

精神障害に係る労災は年々増加しています。もちろん労災請求件数は、きっちり右肩上がりです。

今後も問題視されるのは精神障害であろうことが見て取れます。

シナリオとしては、正社員の少ない会社で、パワハラや長時間労働で追い詰められた正社員が精神にダメージを受ける形でしょうか。

従業員の健康に対して配慮する必要があるのは人として当然です。

法的には安全配慮義務が使用者に求められています。

(労働契約法 第5条 使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとする。)

経営者の方は従業員の健康について考えていますか?


参照
厚生労働省 過労死等防止対策白書
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000138529.html

事務所:岐阜県美濃加茂市の社会保険労務士
「なると社会保険労務士事務所」のホームページ
http://www.gifusr.jp/


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posted by なると at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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