2017年07月17日

固定給=残業代の先払い?


「働く喜びに満ちた会社」に育てる! の成戸です。

本日もご愛読いただき、ありがとうございます!

◎固定給=残業代の先払い?

ある会社でお話を聞いていた時「あの従業員は固定給だから」と気になるキーワードを発せられたので、確認したところ、

時間外労働分の賃金もあらかじめ給与の中に入れているから、それ以上の賃金は支払っていない様子がうかがえたので、確認し、指摘しておきました。

時間外労働分を給与の中に先に入れておいても、その「部分」で賄える割増賃金額を超えた分は支払わなければならなりません。

例えば時間外労働1.25%割増し額が1時間1000円として、事前に30時間分=3万円分は給与の中に入れているとして、時間外労働が30時間を超え、50時間となった場合には20時間分=2万円の割増賃金は支払う必要があります。

もちろん割増賃金の計算方法から、
時間外労働+深夜労働の場合の割増賃金率は1.50%
休日労働の場合は1.35%
などの計算の違いから、事前に決定した30時間分きっちりを、前払い分でまかなえるとは限りません。

また、これらの内容を給与規定などで明らかにしておく必要もあります。

そうでないと先付けの割増賃金分が、ただの昇給と判断されてしまいます。


賃金に関する労働条件について、特に変更する場合は「法的に大丈夫だろうか?」と心配するくらいの感性は経営者に必要だと思います。

今回は経営者仲間からの誤った情報を基に処理してしまっていた様子です。

でも、この会社、顧問社労士がいるのになぁ…。

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事務所
岐阜県美濃加茂市の社会保険労務士
「なると社会保険労務士事務所」のホームページ
http://www.gifusr.jp/

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posted by なると at 13:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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