2019年03月04日

エクセレント企業認定授与式とワーク・ライフ・バランスの取り組みと経年による企業の変化


「働く喜びに満ちた会社」に育てる! の成戸です。

本日もご愛読ありがとうございます!

◎エクセレント企業認定授与式とワーク・ライフ・バランスの取り組みと経年による企業の変化

仕事と家庭の両立に注力すると、会社組織にどのような変化をもたらすのか?

7、8年ほど前の私にとって、自身の目指す「働いて幸せになる会社」づくりの唯一のヒントでした。

岐阜県では平成23年より仕事と家庭の両立を推進する企業の中で優秀な企業を企業として認定する取り組みを行っています。

今年度もアドバイザーとして調査、指導等で関わった企業が岐阜県ワークライフバランス推進エクセレント企業としての認定を受けました。


私は当プロジェクト開始である平成23年のスタート前の企業調査から参加しており、それは仕事と同時に自分の勉強、能力の向上を期待してのことでした。

ということで今回も関係者として2月18日に催された認定式に出席しました。

IMG_20190218_131945.jpg

毎回思うことは、現場のワークライフバランスに組んでいる方々をもっと褒めてあげても良いのではないかと思います。

私の企業ヒアリングや助言指導を直接聞いて、現場で苦労しながら活動されている方々のことを見ている限りにおいて、主役はその人たちだと思うのです。

認定授与式には、経営者やトップに近い方方、私が何回か訪問した時にはお会いしなかった方々がスポットライトを浴びているところを見ると、もちろん会社の顔である方々が受け取るのは分かりますが、表彰台に主役である従業員を上げる時間を用意してもよいのでは?と感じます。

以前にも書いたように、一つのプロジェクト最後まで勢いをに乗せて完遂する効果は高いと思います。

それと同時に労う姿勢がその後の会社の社風をよくしていく、なるように思うのです。


また、過去、1年間に認定される企業が5社程度であったが、今回認定された企業が31社ありました。

年々、認定される会社数が増えていることは良いことと、そうでない意味を含んでいます。

従業員のワーク・ライフ・バランスを良くしようと努力し取り組んでいる企業が増えたと思われること。
岐阜県内の既に良いとされた認定企業は過去に認定されているので、1年の間に急激に良くなる企業が、それほど多くある可能性への疑問。気になります。


話を最初に戻しまして、仕事と家庭の両立を積極的に推進する企業の取り組みが企業にとってどのような影響を与え変化するのか、を考える時、

非常に単純化されてしまっている図式
「ワークライフバランス = 会社が良くなる」
は、あまりにも短絡過ぎます。

そして、短時間での成果を求めすぎているきらいを感じます。

実際には、取り組み以前の組織の状態や外部環境、具体的な取り組み内容、そのプロセスでの対応、組織の実行能力や技術、人間関係の変化など、

会社ごとにそれぞれ違う要素が絡み合って「次の現実」が現れた、と分析し、その中でも各会社ごとに通用する共通項を見つけ出さ中れば、どの会社でも同じようにやれば、同じ結果が出るという意味の「再現性」を担保することはできません。

再現性のない手法を紹介するのは実のところ無責任ですよね。

世の中のワークライフバランスコンサルタントは成功事例を挙げて売り込みます。その裏でどれだけの望まない結果が生まれた企業があったのか。これに対してどのような対策を打ったのか。そこまで公にしているコンサルタントや団体を知りません。

当然、不都合な真実を公表するリスクがあるのは理解します。ただ、公益として良くしていこうとする時に必要です。

経営学の書籍の中には今は亡き有名企業の歴史と衰退した理由を分析しているものもあります。

翻り、エクセレント企業認定された企業の中で、3年〜5年経過した、その後の調査を行い、

いくつかの経営指標の経年変化を見るだけでも評価する上で非常に興味深い現実がわかるのではないかと考えます。

このように書きながら、岐阜県庁の依頼があれば、無ければ個人的にでも調査に行ってみたくなりました。

その時は、また報告したいと思います。


今回はお役に立ちましたか?今日はこのへんで。
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成戸克圭「いい会社」研究ホームページ
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posted by なると at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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