2019年07月01日

分類と分断とつながりについて


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。

ご愛読ありがとうございます!

◎分類と分断とつながりについて

仕事と家庭の両立はいわゆるワークライフバランスと呼ばれる思想みたいなものが最近大切だとしてもてはやされている。

女性活躍推進は法律にまでなりました。

仕事と家庭の両立と女性活躍推進法に関わる説明会に参加した時のこと。参加者を見ると9割方女性で、会社の担当者であることから、会社の男性幹部は「こういうソフトでセンシティブな部分は女性に任せよう」と考えているのかもしれないと感じました。

女性活躍を女性担当者に任せる。
仕事と家庭の両立は、家庭でやることが多い女性が努力する部分だ。そんな考えが見え隠れするような気がする。

女性側も「労働環境において自分達(女性労働者)の居場所を自分たちで作る、守る」意識があるように見受けられる。

この時点で、同じ組織に属する構成員同士の間に「何かある」ように見受けられ、感じられます。

以前の日記で書いたように組織が最大の力を発揮する時は、力が一つに集中した時であり、部分最適が全体最適と相反する可能性が生まれないように広い視野で業務の一つ一つを見直すことが最終的に誰もを幸せにする近道であります。

そもそも女性活躍という表現もしくは考え方は、一つの区分であります。

実は本当のところ誰もが活躍した方がいいのです。

老若男女、病気であっても、障害があっても、介護する家族が居ても…誰もが活躍できる社会や会社を望むべきではないか、とすると。

良くしようという意図で、理解しやすくしようとして分ける。分類ごとに対応策を用意してマニュアル化して誰でも対応しやすくする。

例えば障害の分類、さらに精神疾患であればその分類。

しかしその枠にきっちりあてはまるような人間の方が実は少なく、様々な分類に重複して、一人一人の事情が生まれている。これは障害のみならず、健常な人の性格の個性でも当てはまり、実のところ障害と健常者の分類も誰かが決めただけで境界線は現実的に目の前の人を見た時に曖昧であると思います。

境界線を超えて重なり合うことで人は成り立っているし、それが個性でもある。

言い方を変えれば、木を見て森を見ずであり、組織運営の中に話を戻しますと、一つの分類に合わせて考えるのではなく全体に合わせて最適を考えなければ、会社組織も社会も、どこかに歪みが起きてしまうのでしょう。

反対から考えれば、組織や社会を弱体化させようとする強力で有効な手段の一つは、その構成するメンバーを分断させれば良いわけです。

その後に各個撃破する、または自身の思想に引き込む、または何も変わらないとの諦観させるように仕向け無気力にさせる。

自己中心的な、または反社会的な思想を持つ人物が存在する事実から、守らなければならないし、分類による区分けは対応しやすくするためのものであり、間に境界線を作って同じ境遇で徒党を作り、境界線の外側と戦うためのものではないのですが、意図せずとも自分たちでその墓穴にはまる可能性もある、として、組織全体の平和を目指す仲間と繋いだ手を離さないようにして、組織や会社・社会を良くしていく努力を続けていきたいものです。

話を冒頭に戻しますと、女性活躍についての研修にはその他の活躍を促進しようとしている組織の理解者に出席してもらうようにするなど、お互いの事情を理解できるよう、つながりを必ず用意しておくと良いと思います。


お役に立ちましたか?今日はこのへんで。
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posted by なると at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | なると社会保険労務士
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