2020年06月29日

コロナ休業により社会保険料の減額が可能。しかし老後の年金額も減額します。


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。

ご愛読ありがとうございます!

◎コロナ休業により社会保険料の減額が可能。しかし老後の年金額も減額します。

特例として、新型コロナウイルスの影響で休業した従業員の中で報酬が大きく下がった場合、届出により健康保険・厚生年金保険料の標準報酬月額を翌月から改定可能となりました。

普段は給料の変動を連続して3カ月確認した後に随時改定として行っていた社会保険料額の決定を、今回は特別に1カ月分変更後、続いて休業となっている場合、翌月から(1か月しか待たずに)保険料額の変更が可能になりました。(※詳しくは文末の参照よりご覧ください。)

メリット:保険料額が少なくなり、手元に減額分の現金が残る。
デメリット:将来の年金額が減る(傷病手当金、出産手当金も減額する)。

社会保険料の支払いは従業員本人と会社で折半した金額となっているため、減額すると双方が減額されます。

被保険者本人の十分な理解に基づく事前の同意が必要となります。企業が「今は手元に運転資金が欲しい!人件費削減!」と一方的に減額させてしまうのは完全にNGです。ダメ。それでも背に腹は代えられぬと、やってしまう企業が出るのではないかと危惧しています。そのような場合は結果としてコロナ禍を切り抜けても従業員の会社への信頼は無くなり、何らかの形で経営不振に陥りそうな気もします。企業の危機への理解も含め、合意は大切です。

同じように、コロナ禍により前の時代に「従業員から社会保険料が高すぎるので、保険を抜けたい、と言われている」と相談される事例は多くありました。社会保険の保障内容を知らない人が多いことも原因です。

テレビCMで流れている民間企業運営の保険よりも手厚いのが社会保険であると知らない人が多く、今回の特例を活用する場合、この部分から従業員の理解を得る説明が必要となるでしょう。

減額した時のメリットデメリットを十分理解してから手続きを行っていただきたい。

※参照
日本年金機構ホームページ
https://www.nenkin.go.jp/oshirase/topics/2020/0625.html

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成戸克圭「いい会社」研究ホームページ
http://gifusr.jp/laboratory/

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posted by なると at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | なると社会保険労務士
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