2020年09月28日

障害者雇用率の変更


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。

ご愛読ありがとうございます!

◎障害者雇用率の変更

障害者雇用についてたびたび日記で書いていますが、そのモチベーションはどこからくるのかわかりません。

私の家族や親族に障がい者がいるわけではなく、本当の意味での大変さは分かっていないのかもしれません。

「いい会社」見学で訪問する会社が障害者雇用について積極的である場合もありますが、だからと言って、これを中心に考えることを求められているわけでもなく、特に何も感じない人もいるでしょう。

ただ、そのような人が障がい者についての理解を深めることによって、障がい者が社会の一員として当たり前に暮らし、更には生きがいを持って人生を謳歌できるような世界に近づけるのではないでしょうか。そんな社会は障がい者のみならず、皆に優しく豊かな世界になるように思います。

流行の表現で言えば「インクルーシブな社会づくり」。

インクルーシブとは「包み込むような/包摂的な」という意味で、平たく言えば「仲間はずれにしない」「みんないっしょに」です。

また「ノーマライゼーション」の表現もあり、「障害のある人が障害のない人と同等に生活し、ともにいきいきと活動できる社会を目指す」という理念です。

ちょうど今、私の関わっている「いい会社」研究会とその周辺の知り合い、協力者によって「重度障がい者社会支援フォーラム」を開催する予定でいます。2020年11月28日(土)14時〜ネット配信を計画しています。大学の先生や専門家に登壇していただくこととしており、詳細はまた後日、挙げさせていただきます。

さて、社会に認められ必要にされる幸せや、生きがいの一つの手段であり要件でもあると思われる就労に話を戻しますと、厚生労働省では障害者雇用率の変更を進めています。

障害者雇用率とは、企業が従業員人数に比例した人数の障がい者を雇用する義務を法律で定めたものです。

そこで、厚生省は9月25日の会議で政令案として令和3年3月1日に一般企業の障害者雇用率を0.1%引き上げ2.3%になること明確化しました(※文末参照)。

従業員数43.5人に1人雇用する割合です。

その他、参照の資料によると、法定による雇用率の計算方法や、障がい者の範囲、雇用継続の視点、納付金制度、調整金などについて議論されています。

また、データによると令和2年の障害福祉サービス等に関する公費負担及び利用者負担額は3.2兆円と試算されています。ほとんどが公費です。年々増加しています。これに関しては、障がい者を囲い込んで社会に出さない形をとってきた方式を転換し、働けるものは就労へとつなげることが本人にとっても良いことであると同時に、社会的にも意味があると考えることが出来ます。

障がい者に税金を使うとはけしからん、ではなく、いかに人を活かすかの視点で見たいところです。そして誰もが歳をとり、社会の助けを必要とする日が来るのですから、共助、公助、として社会人としての理解を持つことです。

最後に、超重度障がい者についての書籍で、生物の進化上、様々な遺伝子の組み合わせによって、人間の種としての試行錯誤がなされている、その役割を担って戦っている、と表現されている記述を読みました。人類の大きな視野から見ることも、自分自身の立場を正確にするうえで大切だと思います。

※参照 厚生労働省ホームページ 第99回労働政策審議会障害者雇用分科会(資料)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_13734.html

お役に立ちましたか?今日はこのへんで。
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成戸克圭「いい会社」研究ホームページ
http://gifusr.jp/laboratory/

事務所
岐阜県美濃加茂市の社会保険労務士
「なると社会保険労務士事務所」のホームページ
http://www.gifusr.jp/

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posted by なると at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | なると社会保険労務士
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