『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。
ご愛読ありがとうございます!
◎第35回ふりかえり会を開催しました。
「いい会社」には法則がある!として法則を勉強し、その勉強会の「ふりかえり」を月に1回行っています。
1月16日 第35回ふりかえり会を開催しました。
参加者計5名
最近は参加者同士がある程度、気を許せる仲になり、参加者から活発に意見が出る雰囲気がでてきており、テレビ会議のよそよそしさが軽減されているように感じます。
会の様子
解説文を深く理解するための話し合いからスタートしています。
今回ふりかえった法則は「人間を育てる責任を持つ」。
従業員を育てるのではなく、人間なんだなぁ。との感想もあり、「深い内容だ」との感想が多かった。
深い、難しい、の感想で終わらせないよう、具体的に知性や人格育成の現場の例を挙げつつ皆で考えることとした。
実際には知性と知識を分けてみる。
知性とは心理学的な解釈では「知性は感覚器官で知覚された情報を、内部情報や様々な経験といったものと照らし合わせて、客観的(→主体)に的確な判断を下すこと 。」であり、言い換えれば現実に即して対応できる能力の事でしょう。未来に向けての力とも言えます。
知識とは過去の情報の蓄積であり、知性の一部ともいえるが、応用までを指しているようではない。企業で扱うとすればマニュアル化が代表例。
現状としてマニュアル化の病が蔓延している会社があり、マニュアル以外のことが出来ない従業員、指示待ちで自主性が見受けられない従業員に悩まされている現場があります。
マニュアル以外の対応を行うと叱責や罰則の対象とされる会社もあります。マニュアルで対応すると問題が発生する場合に、現場の従業員はどうすればよいのでしょう。ここに成長する場であるかどうかの差が問われていきます。
このように知性の重要性が再確認されます。
知性の育成の環境において、従業員の裁量を大きくする権限委譲と、信頼関係が大切と話し合いました。
「経営者の姿」と「従業員の責任感の醸成」の関係で「やっぱり経営者はしっかりしなければならないね」「我々は経営者の行動変容を促すにはどうしたらよいか」「課題が経営者の家庭にあり、家庭事情にまで踏み込むとしてどこまで踏み込めばよいか」と疑問が話された。
教育の機会において「誰に言われるか」で影響と、その後の行動変容が変わります。行動を変えるのは、その人自身であり、変えるきっかけを与えることぐらいしか他者はできません。気づきを与える程度です。
耳を傾けてくれるかどうか?からスタートするとしたら、時には教育者の側の成長が必要となります。信頼される人になること。それは難しくなく、きちんと伝えられる人、正しいことを実行できる人になることです。
当たり前の話になりますね。経営に魔法の杖は無いのです。
お役に立ちましたか?今日はこのへんで。
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成戸克圭「いい会社」研究ホームページ
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事務所
岐阜県美濃加茂市の社会保険労務士
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