2021年04月26日

罰則はなぜ増えるのか(情意と規則の関係)


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。
ご愛読ありがとうございます!
今週も会社経営と人事労務のヒントをお伝えします。

◎罰則はなぜ増えるのか(情意と規則の関係)

会社には明文化されていないが組織の一員として求められる行動があります。

「組織の明確な規則ではないが、組織とそのメンバーの秩序や安全のため、理解を求め、望ましい行動をしてほしい(一部の行動を制限してほしい)。」と呼びかけることもありますね。

例えば単純に「挨拶をしましょう」「始業1分前ギリギリに出社するのではなくて、余裕を持って出社しましょう」といったものは社会人としては当然と捉える人がいる反面、実際には出来ない人もいます。

理由を思いつくまま書きますと、そこには
・要請した内容が理解できていない
・意識的に自身の欲求を優先した
・守ろうとしたが自身の欲求に負けた
・自信の行動の結果を予測できない
・メンバーの一員として自覚がない
・周囲への関心がない。周囲の仲間への感謝がない。
・貢献意欲がない
・組織やリーダーに従いたくない
など、たくさん出てきます。

組織への所属意識がない・反抗意識がある場合は、双方の幸せを考えれば退場いただければ結構です。もちろん組織側に問題があれば最終的には「誰もいなくなった」「ここでしか雇ってもらえない人だけ残る組織」となりそうです。お気を付けください。

さて、中小企業に働きに来る人を想定した時に、特に新卒採用者された若者が初めからリーダーの言葉を全て正確に理解し、言われたとおりに実行し、貢献意欲を持って自律的に行動もしくは適切に自重できる人は、そう多くはいません。ほとんどいません。

まずは上長の指示命令や教育を受け入れる「素直さ」から始まり、これによって成長を期待できます。

成長の内訳として具体的な仕事の手順を教え、売り上げに直結する行動を教えると共に、いわゆる情意部分を伸ばす教育が求められます。言い換えればマニュアル通りに動けるだけの能力を持っていても実行するには心が必要だからです。マニュアル以上を求めるなら尚更です。

反面、情意である自律性や責任感を持たない人が増えれば、最終的には「規則で明文化し、罰則規定を設け、違反者は罰する」手段を取らざるを得なくなります。こうして罰則規定を含んだ条項が増えるわけです。

規則で人を縛る、従業員を常時監視せざるを得ない状況は、会社の方針にもよりますが、会社の採用の失敗もしくは情意への教育不足が原因であると反省した方が良いようです。

お役に立ちましたか?今日はこのへんで。
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成戸克圭「いい会社」研究ホームページ
http://gifusr.jp/laboratory/

事務所
岐阜県美濃加茂市の社会保険労務士
「なると社会保険労務士事務所」のホームページ
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posted by なると at 17:44| Comment(0) | TrackBack(0) | なると社会保険労務士
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