2021年06月07日

成長のきっかけは気付きであり自己の客観視


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。
ご愛読ありがとうございます!
今週も会社経営と人事労務のヒントをお伝えします。

私が使っている「さくらのブログ」は新しいブログが作成できなくなっています。「なると社会保険労務士の日記」は使えますが、これを一旦削除すると終了です。そのうち他社のブログサイトへ引っ越しする日も来そうです。現在の記事数1763。手間がかかりそう。

◎成長のきっかけは気付きであり自己の客観視

ゴールデンウイーク中にセミナー講師の依頼が来ました。会社で年間を通して教えてほしいそうです。数年前に社長の相談に乗った後、音沙汰がなかったのですっかり忘れていた会社ですが、思い出せば課題が多く、解決策も指摘したものです。

今回訪問して話を聴くと、会社は一向に変化しておらず、私の指摘と改善策も手を付けていないことが分かりました。今も解決策は変わりません。根本的な部分であり、手段を変える方法が無いのです。

仕事をひとつ無くす覚悟で従業員向けの講義で解決する内容ではない事実を依頼者である社長にお伝えしつつ、以前からの解決策に繋がるよう工夫する打ち合わせをしました。

課題のひとつとして従業員が成長しないと悩まれていました。「だから成戸先生から言ってやってください」とのことですが、それも私から見れば疑問です。

世間で「○○さんが私に言ってくれた言葉で人生が変わった!」みたいな話が良くあり、どこかで出会いに期待している人もいるのでしょう。テレビやネット記事が煽り過ぎているように思います。

実際には形が曖昧な「希望または不満や不安」を具体的にして課題に気づいた自身があり、自身に変化を求めており、改善方法を見つけ、実行する意欲を持ち、実行したからこそ変化があり成長があります。

他者の言葉は上記の気付きや改善方法への助言くらいしかできません。改善方法を言う人は世の中にたくさんいます。求めていないのにアドバイスしてくる人もいるくらいに方法提案はあふれています。もちろん提案内容の質はそれぞれですが、実際には優れた提案内容より次の展開をみるために必須である実行の方が大切だと思いますが、どうでしょう。

そのため、自身のありたい姿と現在の差から足りない部分を知る気付きがなければ先に進みません。自身で客観的にギャップを見る難しさから、他者の目が効果的であるのです。ただし他者から指摘されるのは気持ちの良いものではありません。反発する可能性もあります。

他者から「成長しろ!」は嫌がらせに近いですし、裏には「私の望んだ形になれ」と言われているように感じる人もいるでしょう。大事なのは本人の望む方向へと気付かせることです。そして指摘する側が本人にとって信頼されている人であることが重要であり最大の要点であることを忘れている人が多いような気がします。

困るのは、どのように手段を尽くして客観的事実を伝えても、自身を客観的に見られない人が居る場合です。この人は組織活動が難しい人です。他者への思いやりと効果的な親切が期待できません。仕事ができません。なぜなら自身の行動が周りに影響を及ぼす、その変化を理解できないからです。つまり自分が思いついた行動しかできません。

今回の会社では社長から「どうしようもない」とほとほと見放されつつある従業員がいるのですが、当人は「自分は正しく評価されていないだけだ」と思っている様子を観察しました。

私は「日本で近年このような人が増えている」報告を受けており、今回は、ほとんどズバリの人物像に当てはまり「これか!」と唸ってしまいました。

会社として客観的に評価し、本人に良い意味で気づきを与える工夫と努力を継続しましょう。すれば本人から「○○したいと思います。」の提案や「どうすればいいでしょうか?」との質問が出てくるはずです。

逆に、残念ながら会社の支援や努力に対して一向に気づかない、気付く能力が欠如している従業員を発見できるのも、評価と観察があってこそです。

そのような従業員に対して、どう対処するかは、会社の財力と方針次第です。

お役に立ちましたか?今日はこのへんで。
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成戸克圭「いい会社」研究ホームページ
http://gifusr.jp/laboratory/

事務所
岐阜県美濃加茂市の社会保険労務士
「なると社会保険労務士事務所」のホームページ
http://www.gifusr.jp/

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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posted by なると at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | なると社会保険労務士
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