2021年07月19日

最低賃金の引き上げ予定・日本のあり方・会社経営


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。
ご愛読ありがとうございます!
今週も会社経営と人事労務のヒントをお伝えします。

◎最低賃金の引き上げ予定・日本のあり方・経営

各県ごとに「これ以上低い時給で働かせてはいけない」とする最低賃金の額があります。

今回、中央最低賃金審議会 (中央最低賃金審議会)での答申により、各県一律に28円の値上げを決めました。これにより各県での審議を通して実施の形となります。ほぼ予定通りに進むため、決定として良いかと思います。

私の住む近隣では
岐阜県 880円
愛知県 955円
三重県 902円
へと、本年10月に変更となりそうです。

最低賃金の変更が影響する実際は、アルバイト・パートの期間雇用や障がい者枠での雇用されている方など正社員以外が中心になります。

額の引き上げによって経営赤字となる会社があるとすれば、そうとうギリギリの状態であったと考えるべきです。

コロナ禍によってアルバイト中心に従業員を揃えていた飲食業では厳しくなります。反面、今後に飲食業を開業する場合は、かなり利益率の高い仕組みを考えざるを得なくなり、ひょっとすると外食は今後、贅沢な行動として、昔のように戻るのかもしれませんね。

もう一つ、パート・アルバイトを最低賃金ギリギリで雇用する経営自体の不安定さから、正社員としての雇用で従業員が一定レベル以上の生活が出来るような報酬を確保できる仕事を提供できる会社でないと、日本では存在できなくなってくると思います。

政府は、働き方改革関連法あたりから一般企業を「生き残らせる・延命」から「再構築」へと方針をシフトさせているようです。再構築は一つの言葉を借りるとリストラです。日本から企業自体をリストラする。

政府はどうやら中小企業は生産性が低く非効率であるため、、中小企業をM&Aで集めて大きくする、労働者を中小企業から大企業へ移動を促す、と考える論者を重用しているようです。

同論者は最低賃金を上げると生産性が高まり企業の競争力が高まる。国民の可処分所得が増え消費が増え、景気が良くなる。と言っています。

素人の私が考えるに、知恵を絞らずに最低賃金に対応すれば日本中の商品・サービスの値段(物価)が高くなるだけです。所得も増えるが物価も増える。最低賃金近辺の人たちの生活レベルは変わりません。

もう一つの道は正社員の報酬を減らすこと。こうすれば物価は上がらないかもしれません。しかし、退職されるかもしれません。

話を戻して「知恵を絞って」生産性向上によって賃金引き上げ分を吸収するという事でしょうね。追い詰められて知恵が出なかったら…。経営者の経営能力について問われているようです。知恵の絞り方については過去の日記で断片的にですが何回も書いているので今回はここまでとします。

そもそも、この辺りの話とは縁のない豊かな仕事をしたいものだ、と思います。

お役に立ちましたか?今日はこのへんで。
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成戸克圭「いい会社」研究ホームページ
http://gifusr.jp/laboratory/

事務所
岐阜県美濃加茂市の社会保険労務士
「なると社会保険労務士事務所」のホームページ
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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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posted by なると at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | なると社会保険労務士
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