2021年11月15日

株式会社サーバント様 会社見学レポート


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。
ご愛読ありがとうございます!
今週も会社経営と人事労務のヒントをお伝えします。

◎株式会社サーバント様 会社見学レポート
訪問日:2021年11月12日
作成:なると社会保険労務士事務所成戸克圭

岐阜県可児市にある株式会社サーバント様へ訪問しました。
きっかけは可児市の良い会社を探す取り組みである、可児市のわくわくワークプロジェクトで千住社長とZoom面談し、そのお話の内容に感動し、訪問を希望したのでした。
しかしお話だけでは分かりません。実際にその会社へ訪問し、従業員の顔色や様子、会社全体を包む雰囲気などを見て判断しようと思いました。

私は「いい会社」研究会という組織に所属し、多くの「いい会社」と呼ばれる会社を見学させていただいています。そもそも「いい会社」とは我々の定義では「従業員と家族を大切にする」「取引先の従業員とその家族を大切にする」「顧客・未来顧客を大切にする」「地域住民地域環境を大切にする」最後に「出資者を大切にする」としています。
その中でも第1には、やはり従業員と家族を大切にしている会社であるかどうかを重視しています。そのような「いい会社」の共通項を探し、または会社の個性から強みを見つけるなどの観察と研究から、その結果を支援する会社へと伝え、世の中に「いい会社」が増えるよう活動しています。
先に結論を挙げますが、サーバント様では従業員(職員)とその家族を大切にする姿勢がはっきりと見えました。

当社は放課後とデイサービス施設をはじめ、通信制高校サポート校、小児発達外来・児童精神科クリニック、児童発達支援、障害児相談支援、馬でのアニマルセラピーと様々な事業を展開されています。
社内の実態として、従業員の年次有給休暇の取得率は100%に近く、残業はゼロに近い。むしろ残業をすると叱られるような社風となっている点など、働く環境として理想的でありまた、給与の面でも一般的な福祉事業と比較しても高めの設定をされています。
今後はクラウドシステムを活用して人事労務の効率化とペーパーレスに取り組む点も素晴らしいと思います。
サーバントさくらクリニック.jpg

サーバントホース.jpg

サーバント電子黒板.jpg


いくつかの施設を見学させていただきました。
施設の多くは中古物件をリフォームしたものであり、建物になるべく無駄なお金は使わないようにされています。「利益は最大、経費は最小」と経営の基本を徹底されている様子を見ました。施設の1つは結婚式場を学校にリフォームしたものもあり非常におしゃれで見栄えが良く、電子黒板なども設置されているなど、お金を使うところはしっかりと使う、そろばん勘定のうまさを見ました。

興味深い特色として施設の各所にカメラが設置してあり、死角がないようになっています。撮影された映像と音声は記録されまた、社長室や各所でリアルタイムに見ることができます。これには利用者・生徒などが従業員や生徒同士での虐待やいじめに遭わないように、また事故が起こった時にすぐに発見できるようにとの理由だそうです。
カメラについて私の感覚では常に見られている感じがして気になると思うのですが、従業員が監視されていると感じることはないそうです。社長は「監視されてると感じるのは自身に後ろめたいことがあるからではないか?」とおっしゃっていましたが、カメラを向けられていても全く問題ないと感じられる企業文化が出来上がっていると思います。きっと普段の働いている様子を社長は肉眼できちんと見守っているためこのような共通理解が出来ているのかもしれません。社長も「現場のことも自分が1番よくわかっている」と話されていました。

見学の最後に社食を食堂で頂きました。その際、従業員と社長の心理的な距離が近く信頼関係があり気楽に話し合える様子を拝見することができました。従業員と社長の会話のやりとによれば社長は仕事中はとても厳しい方ではあるが、ひとたび仕事から離れれば「変わったおじさん」なのだそうです。

今後もグランピング施設やマリーナの船の清掃事業化により障害者や引きこもりで社会とのつながりを失った方々の就業できる場を作る計画を立ており、若者の学習やその他支援について福祉の側面から全力で取り組まれています。
福祉と行政の関係や課題についても興味深く話を拝聴しました。
社長の創業の想い・理念・実際の経営に「善」が一気通貫しており、会社・顧客(こどもたち)・世間の三方良しが行われており、今回はこのような会社が地域社会の下支えをしているという実際を拝見できたと思います。

社長はテレビなどに出るのを嫌っているようでしたが、私個人としては社長と従業員の皆様の活動を多くの人が理解し、協力し合える仲間が増えるように、上手にマスコミを使い、外側に向かってPRをして社会からの認知度を高める方が良いのではないかと思います。

また、会議に出ると自分がすべてしゃべってしまうとのことで社長は会議に出席しないようになったそうです。これにより仕事が減ったのではないかと思いますが社内で最も長時間働いているのが社長であるとのことで、失礼ながら年齢のことも考えもう少し従業員に仕事を任せてもよいのではないか、とも思いました。
多くの人に必要とされている千住社長には長く健康でいてもらいたいと私も願います。

地元にこのような良い会社があると知り、嬉しく思います。
また訪問したいと思います。
ありがとうございました。

お役に立ちましたか?今日はこのへんで。
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成戸克圭「いい会社」研究ホームページ
http://gifusr.jp/laboratory/

事務所
岐阜県美濃加茂市の社会保険労務士
「なると社会保険労務士事務所」のホームページ
http://www.gifusr.jp/

「いい会社」コンサルティングチーム TNCホームページ
http://e-kaisha.info

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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posted by なると at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | なると社会保険労務士
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