『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。
ご愛読ありがとうございます!
◎本年の感謝
今年も拙い私のブログを愛読くださり、ありがとうございました。
皆様のおかげで日記も事務所も10年を超えることができました。
継続は力なり、と言いますが、10年前から比べれば、日記の内容も私自身も皆さんのお役に立つことができるようになった、と言いたいのですが、どうでしょうか。
来年も継続してまいりますので、よろしくお願いします。
挨拶だけでは物足りない方のために、ひと話題。
人の成長において、すべてを経験から得るには時間も機会も足りないのが普通です。
また、我々のような企業の支援者が現場で失敗して「良い経験をした」などとは言えないものです。
基本的に失敗はあり得ない世界では、失敗しないように経験の前にしなければならないことが多くあるわけです。
その一つは、経験による学習以外に、他者の経験を知ることや、研究結果のような再現性のある情報を得て、身につける学習があります。
そこで出来れば質の高い情報を、出来れば早く、出来れば安価に、と考えた時に書籍という選択肢があるわけです。
さて今年、ある会社で、褒賞を決める際に「図書券はどうでしょうか?」と軽くお勧めしたところ、参加していた管理職に「子供じゃないんだし、商品券にしましょうよ」と軽く笑われましたが、どうやら管理職でも読書をしない人は多いようです。
大人になったら読書しない、そんな風潮が、いつからか日本に漂っている不思議を感じます。識字率は高まっているが、読まない人が増えている。
また逆の話題として、困ったことに近年、成人の読解力の低さが指摘されています。
つまり、たとえば上司から口頭で1分程度の指示命令を受けた場合、正確に理解して実行できない、なんてことが往々にして起こる恐れがあるわけです。
すると、物事の連続をみて、その文脈から理解することや、適切な推測も難しいはずです。
本を読めば読解力が高まる、とは言い切れません。読解力を鍛える訓練や工夫が必要な人もいるでしょう。その必要に合わせて身につけ、本が読めるようにすることは非常に大切に思います。
本来はきっと学校で身につけることですが、そんなことを言っている場合ではないのかもしれません。会社で家庭で教えましょう。
一時期、数年にわたって仲間で読書会を行っていました。同じ本を読んで意見・感想を述べる会です。振り返れば、当時に思っていた以上に効果と意味があった、と感じています(今ならインターネット上で出来ますね)。
各人の段階がありますが、感性を磨いたり、有用な情報を得たり、広く物事を見られるようになったりと、豊かに生きるうえでも、読書はいいものだと思います。
たくさん読んでいる、とは言い切れない私ですがお勧めします。
(ここまで読んだ人が読書しないわけがないですね)
今日はこのへんで。今年はこのへんで失礼します。
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成戸克圭「いい会社」研究ホームページ
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事務所
岐阜県美濃加茂市の社会保険労務士
「なると社会保険労務士事務所」のホームページ
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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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