2022年12月26日

情報共有と価値観の共有


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。
ご愛読ありがとうございます!
今週も会社経営と人事労務のヒントをお伝えします。

◎情報共有と価値観の共有

お題を読んだ時点で私の主張内容が分かる人も多くいらっしゃるような気がします。が近日いろいろとあって再度、前向きに表現しようと試みました。

企業ではごく普通に情報共有の基本である報連相(報告・連絡・相談)を重視し、教育し普通に行われているようでありながら、実際は機能していない組織が多くあります。

情報共有の基本から考えてみました。

情報共有の際に「情報」を取捨選択しなければ冗長(述べ方が長たらしく、むだのあること。)となり、時間を多くとってしまいます。そのため「伝えるべき情報とは何か?」が問われます。つまり基準です。

基準によって必要な情報を限定し、短時間に分かり易く相手に伝えることが出来るようになるわけです。

先ほどの冗長な無駄とは別に、基準がない場合に個人の価値観に従って取捨選択した情報を流される場合もあります。

すると、情報を受け取った相手側「が」求めている情報を渡されず、それに従って間違った判断や行動が発生する可能性が高くなります。

このように情報の発信者と受信者の間での「事前に共有している判断基準」の重要性がわかります。

判断基準の中にはその場での臨機応変なものである重要性や緊急性から考える優先順位や、発信者と受信者の間での価値観、組織であれば理念や組織文化、業務上のルール、規則などがあります。

繰り返しになりますがこれらば「事前に」共有しておかなければなりません。これを「なんとなく大丈夫」「長い時間一緒にいるから分かっている」と思って確認しない組織が大半です。

そして、ある日「何故こんなことが!?」が発生するのです。

もう少し踏み込んで考えます。「私たちは基準の共有が出来ている」「確認もしました」とした組織であってもズレは発生します。

今、その原因として考えているのは「言葉自体への理解不足」「抽象度」「文脈を把握する能力」です。
・単語自体への知識不足による誤解。
・日本語自体に含まれる曖昧な部分を人それぞれが別の解釈をしている。
・空気を読む文化の上で、表現を曖昧にする。
・曖昧にするうえで抽象度の高い表現をする。
・抽象度の高い表現は各人が別々に理解する可能性。
・実際には文脈の中で理解できるはずの抽象度であっても理解できない。

最後の文脈は物事を順序立てて記憶し繋げて考える力であり、この辺りの能力が低下しているのか、元々このレベルだったのか、それとも私が考えすぎているのか分かりませんが…ありますね。

これらの別に
定量、定性の別もあり、これらレベル感も個人差があるため実際には、その「程度」を合わせてゆく必要があります。

これら多くの要素を各関係者が合わせて、ようやく適切な情報共有が可能となるのです。
出来ている会社、出来ていない会社、どんな様子か想像してみてください。

今回は情報共有そのものに限定して考えましたが、実際には相手への好き嫌いや組織のセクショナリズムなど様々に入り組み、絡み合っています。それはまた別の機会に一つずつほぐしていきましょう。

お役に立ちましたか?今日はこのへんで。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
成戸克圭「いい会社」研究ホームページ
http://gifusr.jp/laboratory/

事務所
岐阜県美濃加茂市の社会保険労務士
「なると社会保険労務士事務所」のホームページ
http://www.gifusr.jp/

「いい会社」コンサルティングチーム TNCホームページ
http://e-kaisha.info

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

以前の記事を読みたい方はカレンダーの数字をクリック!
キーワードで探したい方は検索ボックスで行い、読みたい題名をクリックしてください。

このブログは誰でも読める無料のものです。ブログの内容を書籍・講演・ビジネス等、公的な場で引用する場合は当事務所へご連絡ください。
このブログの内容を当事務所に相談無く活用する場合は自己責任で行ってください。
活用した際の損害について当事務所は一切責任を負いません。
posted by なると at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | なると社会保険労務士
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/190008640

この記事へのトラックバック