2023年01月23日
あいまいさへの耐性
『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。
ご愛読ありがとうございます!
今週も会社経営と人事労務のヒントをお伝えします。
◎あいまいさへの耐性
明日朝明後日頃に強烈な寒波が来ると言う天気予報の中、その準備をしながら過ごしておりました。
正月の目標で書いたとおり読書を継続しております。毎日30分以上読書を続けていると間違いなく読み進めていけるものです。
その中で昨日、「あいまいさへの耐性」という言葉に感心しました。
コンサルタントとしての能力について列挙されている項目の中で出てきた言葉です。
「目指す目標や目標達成のプロセスが曖昧で、それらを決定しづらい状況でも落ち着いている。」とありました。
落ち着いていない方が物事がうまく進むのであればこのような条件は出てくるはずがありません。冷静に物事を正確に捉え意味づけし、その上で目標や解決方法を考える。
未来に向かって思索するとき、未確定なものに対しては「絶対」はありません。「その可能性が高い」程度であり、その可能性は様々な分岐(選択肢)が有るものです。「あれもこれも、もしかすると…」と考える中で、時に人は責任感や意欲、プレッシャーなどから「耐えられなくなる」場面もあるものです。
どの程度であれば耐えられるのか?その度合いを「耐性」と表現しているわけです。
耐性が低い人を想像すると「白か黒か『今すぐ』ハッキリしたい」タイプの人は低そうです。実のところこのタイプの人が最近多いような気がしています。
正しいか間違っているか、論理的にどちらが正しいか、合法か非合法か、好きか嫌いか…
社会の実際では「その中間」が多いものです。これを受け入れられる感覚を持ちたいものです。
逆に持てない場合には時として「うつ病」のように社会生活を営むうえでの障がいが生まれる確率が高くなるそうですよ。
繰り返しになりますが未来のことになればなるほど未確定であり、曖昧さは高まります。そこで計画を立てて実行しようとするとき、耐えられる根拠、信じられるものは一体何でしょうか?
過去の経験?
自身の能力?
仲間との絆?
根拠の無い自信もあって良いと思います。多少は。
私見としては、上記もろもろを総合して「楽観的」であるかどうか、という表現になります。
未来に対して期待している、ワクワクしている。出来事に対して「そうきたか!」と受け入れられる。
生まれながらにして楽観的な人は少なく、どうしても悲観的になりがちであるのが人です。
「悲観は気分、楽観は意志」と哲学者のアランは言いました。
楽観的と言う智慧をもって未来へ向かいたいと思います。
正月に書くべき内容だったな、と思いつつ今日はここまでです。
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成戸克圭「いい会社」研究ホームページ
http://gifusr.jp/laboratory/
事務所
岐阜県美濃加茂市の社会保険労務士
「なると社会保険労務士事務所」のホームページ
http://www.gifusr.jp/
「いい会社」コンサルティングチーム TNCホームページ
http://e-kaisha.info
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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