『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。
ご愛読ありがとうございます!
今週も会社経営と人事労務のヒントをお伝えします。
◎言葉の使い方
最近ある経営者が「自社の常識と世間の常識が違っていた」と社内で発言している記事を読みまして、当然、違和感を覚えました。
「それって自社が非常識だったってことでしょう?」とツッコミを入れてあげなければなりません。
先述の発言は意図的に「自社の非を認めたくない」意志をもって発言しているとすれば、それはそれで下手な表現であると思いますが、
それでも言葉とは、本質を隠しつつ発言者の都合の良い方向へと物事を進める力があります。
また、別の角度から見れば、当人は「認めたくない」と具体的に考えていたわけではなく、「なんとなく」感覚的に行った言葉の選択が先述の表現になった可能性もあります。
その場合には表現が相応しくない、違和感がある、と感じやすい言葉になりやすいのでしょう。
しかし時には、無意識の表現が非常にうまい人もいるので、気を付けなければなりません。
謝罪すべき場で婉曲的に言葉を使い続け、謝らない人。
感謝すべき時に、よく聞くと感謝していない人。
本人の希望を他者に依頼すべき内容を、「他者が、すべきこと」のように表現して操る人。
色々な場面がありますが、最近、うやむやにしようとする人が多いような気がしてなりません。
軽微な事柄では流しますが、譲れない場面では、のらりくらりと逃げようとする相手を捕まえて突き詰めて認めさせなければならず、非常に神経を使い疲れたり、腹が立ったりしますね。なぜ「更に」嫌われるようなことをするのか、人は不思議が多いです。
白黒はっきりつけられない物事があることは確かですが、はっきりつけられる場ではキチンと明らかにして前に進んだ方が、実は関係者全員にとって最善であることが多いと思います。
「物事を正確に把握し、素直に受け入れ、すべきことをする。」
分析すると、把握力、理解力、客観性、素直さ、責任感、主体性、実行力、精神的健康、細かく考えれば色々ありそうですが、1つの出来事に対する1人の人の言動から分かることは多くありますね。
これを従業員教育に活かしたり、(経営者としての適性判断とか)、普段の生活が豊かに平和になるように使ったり出来ると思います。
結局、人事評価教育システム「ひとまる」の話になってしまいました。
https://110maru.com/
お役に立ちましたか?今日はこのへんで。
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成戸克圭「いい会社」研究ホームページ
http://gifusr.jp/laboratory/
事務所
岐阜県美濃加茂市の社会保険労務士
「なると社会保険労務士事務所」のホームページ
http://www.gifusr.jp/
「いい会社」コンサルティングチーム TNCホームページ
http://e-kaisha.info
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