『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。
ご愛読ありがとうございます!
今週も会社経営と人事労務のヒントをお伝えします。

スマートフォンでは見れている、不思議な状態です。
対応していますが、無理であれば別のブログサービスへ引っ越しするかもしれません。
◎自律した従業員を育てるには
欲張りなことに、社内でも自分で考え適切な判断をして実行できる「自律」した従業員が欲しいと思う経営者も多いようですが、自律とは一体何でしょうか。
検索すると
自分の気ままを押さえ、または自分で立てた規範に従って、自分の事は自分でやって行くこと。
と出てきます。
これを参考に考えると、
自身の望む結果に向けて、身近な出来事に対しての自分自身の気分や感情に気付き、これをコントロールしながら、自分の価値観から生じた自身のルールに従って、自身で行動すること。
そんな感じでしょうか。すると、自律には要素があるのが分かります。
思い付くまま列挙しますと、
・自身の望みがある
・自身の気分や感情に気付ける
・自身の感情と現状を合わせ客観視できる
・感情に流されない自制ができる
・自身の好き嫌いや価値観を持っている
・価値観を自身で納得して設定している
・自分で判断できる
・自分で決定できる
・自分で行動できる
これらを、もっと細かく出来るのですが、さておき、これとは別に追加すべきこととして
・世間一般、常識、法令について、社会生活で必要な知識と理解をしている。
これも重要です。
自身の価値観のみでは足りないと指摘もしておきます。
また、一見すると自律の中身には「精神力」のようなものが最重要視されるような気がしますが、実際には考えて決めて行動する「自分で考える」力が必要であり、実のところ最近は自分で考える力が弱い人、弱まっている人が多いように感じています。
同時に、自分で考えているにもかかわらず、本人は正しいと信じているが、周囲からは間違っている、迷惑をかけている、そんな状況にある人もいます。
ここに欠けているのは、行動の前には情報に対して処理があり、ここで間違うのです。
情報が間違っている、もしくは足りない、
処理方法に問題がある、価値基準が世間と異なっているなど、
いわゆる正しい入力をしなければ正しい出力が無い、
課題に対して正しい問いがされなければ、正しい解決策が出てこない
という事です。
例えば陰謀論が大好きな人が居ます。これは自身の思い付きを補強する情報ばかり集めた結果です。インターネット社会になって、かなり偏った考えをする人が増えている様子を見るに、反論意見も含め、総合して判断できるかどうかが問われます。
どこで「つまづく」のかは各個人ごとに違うわけで、ひとつひとつ紐解いていくことが、自律出来る人を育てる方法です。
お役に立ちましたか?今日はこのへんで。
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成戸克圭「いい会社」研究ホームページ
http://gifusr.jp/laboratory/
「なると社会保険労務士事務所」のホームページ
http://www.gifusr.jp/
人事評価教育システム「ひとまる」
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「いい会社」コンサルティングチーム TNCホームページ
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