2022年09月12日

会社と社員の「頑張っている」の違い


『「いい会社」への成長支援!』の成戸です。
ご愛読ありがとうございます!
今週も会社経営と人事労務のヒントをお伝えします。

◎会社と社員の「頑張っている」の違い

時々、社員本人が「頑張っている」と主張していても、会社側・上司としては「それは頑張っている状態・姿勢として認められない」場面がありますね。

そこでしっかり話し合わないと、お互いに納得のいかない不満が残っていることもよくあることです。

・頑張っている
・思いやっている
・積極的にしている
表現は色々ですが、その意味と自社が求められている状態とは一体どのようなものか?ある程度の基準や様子を持てなければいつまでたっても平行線なのです。

同時に、それらの「あるべき姿」が上司ごとに異なっていたとしたら、部署を越え協力した仕事ができなくなることも想像できるのではないでしょうか。

更に経営者の考える「あるべき姿」も同じであり、現場の社員との間の価値観が離れれば離れるほど一貫した仕事ができず、社内の不満も高まり…となってゆくことも、よくあるお話です。

現場の社員が理念など知らず現場ばかり見ていれば視野も狭くなり「目の前の仕事を叱られない程度にこなせばヨシ!」「内容はともかく数字をつくればヨシ!」となりがちです。

例えば我々社会保険労務士であれば、「書類作成や情報提供すれば仕事は終わり。顧問先がどうなっても関係ない。」との価値観と「顧問先が良くなるように支援したい」価値観で実行する仕事の差は大きくなります。

また、上記の素敵な発言をしながら行動しない場合もあり、やはり言葉ではなく行動プロセスと結果を見て判断すべきでしょう。

話を戻し、評価の上での基準の完全な統一は難しくとも、ある程度は会社全体に共有を目指すことが大切です。

もう一つは基準の前段階の話として「その『あるべき姿』に賛同しているか」が社員の言動に大きく影響することもあります。

最近あった出来事で、私が「この仕事は時間がないからね。○○さんやってください」と再三にわたって依頼した仕事を1か月放置した人が居ました。仕事の順序を繰り返し説明して任せても、ハイハイと言いながら最後まで満足に出来ない人が居ました。

私が「もう一緒に仕事はできません」と伝えると「私は頑張っているのにヒドイ!」と本人は立腹されましたが、仕事のレベル感や基準の前段階として「本人の価値観」が「あるべき姿」として求めている価値観と異なり、合意・賛同が無い状態では、方向性そのものが異なり、仕事ひとつひとつに大小様々にずれが生じ、最終的に共に仕事ができないのは当然なのでしょう。

それは会社であれば採用・試用期間に見極めるべき最も重要な部分なのです。

社員本人に対しては、自身の仕事が周りにどのように影響しているか、自身の手抜きや、自身が成長しない場合に、誰が不利益を被るのか、いわゆる基本をクリアできなければマイナスが発生します。このような状態では「やらない方がまし」であり、厳しい言葉で言えば「君の生活費のためにこの仕事があるわけではない」といった、低い視点から脱却し、

私たちの目指す目的とは何か?を問い、双方の価値観や感情を重ねることが大切です。私はこれを会社側が意図的に仕組みを作るべきだと思っています。

そして、これらを共有出来ていない場合、明らかに、如実に、相手の言動の違和感を感じるものです。

言葉では素晴らしい単語を並べながら、その意味も知らず仕事をしている人も多い中、我々は「気の合う仲間」を作り、気持ちよく仕事がしたいと個人的にも思いますし、組織で働く人すべてがそう思っているはずです。

お役に立ちましたか?今日はこのへんで。
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成戸克圭「いい会社」研究ホームページ
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岐阜県美濃加茂市の社会保険労務士
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posted by なると at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | なると社会保険労務士